ウディ・アレン、7月に次回作をスペインで撮影
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ウディ・アレンの次回作が、来月スペインで撮影開始になると発表された。タイトルは未定で、出演はクリストフ・ヴァルツ、ジーナ・ガーション、セルジ・ロペスら。サンセバスチャン映画祭を訪れたアメリカ人カップルを主人公にしたロマンチックコメディとのことだ。撮影は8月下旬まで行われる。
この発表をしたのはスペインの出資者メディア・プロ。同社は過去14年、アレンと仕事をしてきた。「#MeToo」運動がきっかけで、アレンの過去の性的虐待疑惑が再浮上する中、アレンの映画をアメリカで公開するアマゾンは、アレンとの契約を打ち切っている。
両者は現在訴訟状態にあり、アレンの最新作『A Rainy Day in New York』も、宙に浮いたまま。しかし『A Rainy Day in New York』は、年内にイタリアやスペインなどで公開になる模様だ。
文=猿渡由紀