内藤剛志&伊藤沙莉、イルミネーション最新作『ペット2』に出演 本予告とポスタービジュアルも
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7月26日公開の映画『ペット2』の本予告編とポスタービジュアルが公開され、今作から登場する新キャラクター役で伊藤沙莉と内藤剛志の出演が決定した。
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2016年の夏に公開された前作は、ペットたちの裏側の日常をユーモラスに描き、全米公開時にはオリジナル・アニメーション映画史上最高の全米オープニング興収、そしてイルミネーション作品史上No.1全米興収を記録。日本においても『ジュラシック・ワールド』を超え、ユニバーサル・ピクチャーズ作品史上No.1初日興収を叩き出した。
その続編となる本作では、主人公マックス役に設楽統(バナナマン)、相棒デューク役に日村勇紀(バナナマン)、さらに2匹の飼い主ケイティ役に佐藤栞里、ペット仲間の太った猫クロエ役に永作博美、マックスに想いを寄せるポメラニアンのギジェット役に沢城みゆき、悪役からまさかのヒーローへと転身したスノーボール役に中尾隆聖、豆粒サイズの脳みそを持つ陽気なモルモット・ノーマン役に梶裕貴と、日本語吹替声優陣の続投も決定している。
今回参加が決定した内藤は、本作でイルミネーション作品に初参加、また伊藤は声優初挑戦となる。これまでにも数多く吹き替え作品に出演し、動物好きでも知られる内藤が演じるのは、ケイティ一家が訪れる牧場で農場犬のリーダーで、のちにマックスの成長のカギを握るルースター。元気でパワフルなお馴染みのペットたちとは一味違った堂々と威厳のあるキャラクターで、本国ではハリソン・フォードが初めて吹き替えを務める。
そして、立て続けに話題作へ出演し、本作が吹き替え初挑戦となる伊藤が演じるのは、悪徳サーカス団のセルゲイが狙うホワイトタイガーを救うべく、正義のヒーローに転じたキャプテン・スノーボールに助けを求めるキュートなシーズーのデイジー。見た目のカワイさだけでなく、内面に正義感とたくましさが詰まった魅力的なキャラクターを、個性的なハスキーボイスを巧みに活かしながら演じる。
配給の東宝東和は2人の起用理由について、「ルースターは、忠誠心を持った孤高のヒーローで、オリジナル版ではハリウッドを代表する名優ハリソン・フォードが演じています。日本版では、俳優だけでなく声優の経験もあるベテラン演技派で、逞しさと渋さを兼ね備えた声を持つ内藤さんがピッタリだと考えました。デイジーはオリジナル版のティファニー・ハディッシュによるハスキーボイスが特徴的なキャラクターです。その声色のイメージを崩さず、かつ可愛らしさや、力強くフレッシュなキャラクター性を表現できるのは伊藤さんしかいないと感じました。おふたりの起用について本国のイルミネーション・エンターテイメントから満場一致で承認を得ることができ、お二人ならペットたちのさらなる成長物語が描かれる最新作に新たな風を吹かせてくれると確信しています」とコメントした。
あわせて公開された予告編では、飼い主ケイティのもとにリアムという名の新たな家族が誕生し、穏やかな生活に異変が起きるマックスの姿が。リフレッシュのために旅行へ出た田舎町では、ニューヨークの街並みと異なる世界が広がり動揺を覚えるが、農場犬のリーダーのルースターに出会うことによって、ある一歩を踏み出すことに。一方、ヒーローへと姿を変えたキャプテン・スノーボールは、デイジーとともにホワイトタイガーを救う極秘のミッションを遂行、猫と化したギジェットは本物の“ネコ軍団”を引き連れ、凛々しい表情へどこかへ向かおうとしていたりと、前作のユルくて陽気な大騒動から、何かに挑戦するために立ち上がるペットたちの姿が描かれている。
●内藤剛志(ルースター役)コメント
オファーが来た時の心境
常々、アテレコも俳優の大事な仕事の1つだと思っています。何度か経験はあるのですが、もっとチャレンジしてみたいと思っていたので、素晴らしいチャンスを頂けたと、とても嬉しかったです。
●本作の感想
前作はマックスとデュークの出会いから始まり、登場人物たちが力を合わせて何かを成すことの素晴らしさ、『仲間』が『友』にそして『親友』になるまでの『友情』についてのストーリーでした。本作は、マックスはもちろんのこと、登場するペットたち全員が、さらに成長していくストーリーだと思います。ご覧になる皆様も見終わった後『映画が始まる前の自分と少し何かが変わった』と思っていただけるような気がします。
『成長して手に入れたもの』は『勇気』だと思います。
●はじめての動物キャラクターの吹き替えについて
『人間もペットも同じ心を持っている』と言う前提でやらせていただきました。
この作品に限っては『人間』『動物』の違いは、ないと思います。
●ルースターの印象
男らしく、無口で、力も強く、優しく、自分のルールを持って生きている。そして少しセンチメンタル。最高にかっこいいキャラクターです。かなり照れましたが、その気になって楽しくやらせていただきました。
●事前に準備したこと
演出サイドからルースターはオリジナルでは『カウボーイのような存在』日本語版では『サムライのイメージ』とのオーダーがありました。そのことを頭に置きながら、オリジナルのハリソン・フォードさんの英語のセリフを何度も何度も聞きました。
●飼い主目線で見た本作の魅力
なんといっても、『飼い主ではなく動物の方が主役だ』と言う点だと思います。むしろ彼らを中心に世界が動く。『飼い主がペットを支配するのではなく、共に生きていく』それを感じさせるのが本作の魅力だと思います。
●観客へメッセージ
動物好きの方々の最大の夢は『彼らと話がしたい!』と言うことではないでしょうか。この作品はその夢を少し叶えてくれます。彼らの話すことに耳を傾け、彼らと一緒に素晴らしい冒険に出かけましょう!!
■伊藤沙莉(デイジー役)コメント
●オファーが来た時の心境
声のお仕事をするのが夢の1つで、それが叶うだけでなくお客さんとして観ていた大好きな作品で実現したんだ、と本当に幸せでした。
●本作の感想
飼い主がいない時のペットがこんな風に過ごしてると思うと、面白いけど少しハラハラします(笑)。でもとても夢があるし、特に2は成長物語に仕上がっていたのでとても感動しました。
●一番印象に残っているシーン
ネタバレしていいのかわからないのでネコ好きなお婆さんが、、ということだけ言っておきます(笑)。
●デイジーというキャラクターの印象
初めてのアニメーションがデイジーで本当に良かったと心から言えます。本当に楽しかったです。見た目があまりに可愛いので最初はちょっと、、大丈夫かな、、この声だしな、、っていうのが正直あったのですが(笑)。 そんなの気にしてられないくらい逞しくてカッコいい子でした。ギャップ女子の極みです(笑)。
●事前に準備したこと
たまたま声優さんにお会いする機会があって緊張している旨をお伝えしたところ、無理に声を作ったり、大袈裟にやることはなく、自分らしく声に全てを乗せる、というつもりでやれば大丈夫とのことでしたので、とにかく楽しもう、と思って臨みました。
●自身をペットに例えるなら
犬と猫のハーフみたいな感じだと思います(笑)。気分屋ですが結構まとわりつく、本当にハーフな感じです(笑)。
●観客へメッセージ
たくさん笑えてグッとくる本当にあったかいお話だと思います。老若男女問わず楽しめる素敵な作品です。是非、劇場で驚かされ、癒されてください。
(リアルサウンド編集部)