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「ハーツ・ビート・ラウド」の影響源は「リンダリンダリンダ」?監督インタビュー到着

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「ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた」メイキング写真。左からニック・オファーマン、ブレット・ヘイリー。

「ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた」の監督ブレット・ヘイリーのインタビューが到着した。

本作は、元ミュージシャンのシングルファーザー・フランクと娘のサムがそれぞれの人生へ踏み出す姿をハートフルに描いたもの。「キングス・オブ・サマー」のニック・オファーマンがフランク、「さよなら、僕のマンハッタン」のカーシー・クレモンズがサムを演じた。

ヘイリーは「共同脚本家のマーク・バッシュと僕は、『すべてをあなたに』や『ハイ・フィデリティ』『リンダリンダリンダ』のような音楽についての映画、音楽の持つパワーを描く映画、そして音楽を作る過程を描く映画に刺激され、そういう作品をいつか作ってみたいという思いを持ち続けていました」とコメント。「そのうえで、父と娘の物語であり、家族の物語、なんらかの望みを実現しようとする話にしたいと思っていました。音楽とそれに伴う感情すべてを通じて世界に幸福をもたらしたいという気持ちから生まれた作品です」と本作を解説する。

オルタナティブロックバンド・ウィルコのメンバーであるジェフ・トゥイーディーが出演した経緯について、ヘイリーは「幸運なことに、ニックがジェフと仲良しで、彼がジェフに電話して撮影に参加してくれと頼んでくれました。ジェフもその話を受けてくれ、僕は彼とウィルコの大ファンだったので大喜びでした。これは特別な経験になりました」と明かす。

インタビューでは次作の話題も。「今ちょうど完成間近なのが『All the Bright Places(原題)』というエル・ファニングとジャスティス・スミス共演の映画。Netflixで配信予定です」と話したヘイリーは、最後に「ハーツ・ビート・ラウド」について「映画館でこの映画を観て、心温まる感情と口ずさみたくなる音楽をぜひ家へ持ち帰ってください!」と日本の観客へメッセージを送った。

「ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた」は明日6月7日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほかでロードショー。

(c)2018 Hearts Beat Loud LLC