明日開幕、20周年のモダンスイマーズが描く中年男の“純愛”物語
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モダンスイマーズ結成20周年記念公演「ビューティフルワールド」舞台稽古の様子。
モダンスイマーズ「ビューティフルワールド」が、明日6月7日に開幕する。それに先駆けて、舞台稽古の様子とモダンスイマーズ主宰・西條義将のコメントが届いた。
モダンスイマーズ結成20周年を記念して上演される本作は、同劇団にとって「嗚呼いま、だから愛。」以来約3年ぶりとなる新作。「その純愛は、美しいのか。」をキーワードに、蓬莱竜太が物語を立ち上げる。
何をやってもさえない未婚の四十男・夏彦と、夫から愛されていない妻がいた。職場で出会った2人は、次第に関係を深めていき……。主演をモダンスイマーズの津村知与支が務め、共演に小椋毅、生越千晴、古山憲太郎、西條のほか、吉岡あきこ、成田亜佑美、そして菅原大吉が名を連ねている。
開幕を前に西條は、「劇団も20周年を迎え、40歳を過ぎてもこうやって芝居をやっていられるなんて本当にありがたい」と感慨を述べつつ、作品について「登戸での事件の容疑者は引きこもりだったらしい。居候先でも生活格差があったと言う。この芝居の登場人物である夏彦も引きこもりだ。そして叔父の家に居候することになる。偶然の一致だ。そんな夏彦の純愛とは。はたまた純愛の行方は」と語っている。公演は6月7日から23日まで、東京・東京芸術劇場 シアターイーストにて。
西條義将コメント
劇団も20周年を迎え、40歳を過ぎてもこうやって芝居をやっていられるなんて本当にありがたい。
今回の作品は久しぶりに津村がメインを張る。蓬莱曰く「結婚祝い」だとか……。
今、世間では多くの凄惨な事件が起きている。登戸での事件の容疑者は引きこもりだったらしい。居候先でも生活格差があったと言う。
この芝居の登場人物である夏彦も引きこもりだ。そして叔父の家に居候することになる。偶然の一致だ。
そんな夏彦の純愛とは。はたまた純愛の行方は。
モダンスイマーズ結成20周年記念公演「ビューティフルワールド」
2019年6月7日(金)~23日(日)
東京都 東京芸術劇場 シアターイースト
作・演出:蓬莱竜太
出演:津村知与支、小椋毅、生越千晴、古山憲太郎、西條義将 / 吉岡あきこ、成田亜佑美 / 菅原大吉