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「アラジン」中村倫也、山寺宏一の生歌唱に感激「こんな贅沢な機会はない!」

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「アラジン」イベントにて、左から北村一輝、木下晴香、中村倫也、山寺宏一。

ディズニーの実写映画「アラジン」のイベントが、本日6月6日に東京・TOHOシネマズ 日比谷で行われ、プレミアム吹替版キャストの中村倫也、木下晴香、山寺宏一、北村一輝が登壇した。

ディズニー・アニメーションを「シャーロック・ホームズ」シリーズのガイ・リッチーが実写化した本作。イベント冒頭ではキャスト陣により劇中歌が披露された。ランプの魔人ジーニー役の山寺はダンサーたちと一緒にノリながら「フレンド・ライク・ミー」を熱唱。アラジン役の中村とジャスミン役の木下は「ホール・ニュー・ワールド」をしっとりとデュエットした。

中村は「こんな贅沢な機会はない! アラジンの役が決まって一番楽しみだったのが、山寺さんと声で掛け合いできることだったので」と、山寺のパフォーマンスを間近で目撃したことに感激。アニメーション版でもジーニーに声を当てた山寺は「27年間歌い続けてきた『フレンド・ライク・ミー』、今回は違うバージョンなんですよ。だから思い切りトチってしまいました。すみません!」と頭を下げるも、観客から喝采を浴びる。そして「実写になったことで、よりキャラクターが深く描かれています」と本作の魅力を述べ、「ジーニーは僕にとって本当に大事な役なので。今回、この役が来なかったら声優やめるって言ってたんですから(笑)」と役への愛情をのぞかせた。

これまでのイベントでも「ホール・ニュー・ワールド」を披露する機会があった中村は「ジャスミンの周りに見えない檻があったとして、そこから一歩出してあげるような曲だと思っています。楽しいことを教えながら、最後は一緒にうっとりしたり。そういう機微を1曲の中で作れるように歌いました」と思いを口にする。木下はジャスミンを「自分の足で進もうとする力強さ、国民を思う優しさ、魅力たっぷりの女性です」とたたえ、「1つひとつの表情だったり、繊細さまで声で表現できるように精一杯努めました」とアフレコを述懐。

ジャファー役の北村は手拍子をしながら3人のパフォーマンスを見守っていた。しかし、なぜか自身も歌いきったかのように「歌って緊張しますね」とはにかみ、中村と山寺から「ずーっと裏で発声練習してた!」と歌う気満々だったことを暴露される場面も。悪役のジャファーに対して、北村は「考えてることがちっちゃいところが共通点」と述べつつ、「ずっと2番目にこだわってるところが面白い。2番でいいじゃないかと思う。欲を出すから失敗するってことを教えているような気がするんです。僕は2番が好き(笑)」と言及した。

最後に中村は、小学校低学年の頃にアニメーションの「アラジン」を観て感動したことを振り返る。そして「今年33歳になるんですけど、実写版を観ても作品の純粋さや無垢さにハッとする瞬間がありますし、あの頃感じていたメッセージはこの歳になっても大事なものだと改めて思ったんです。僕が昔感じたことを日本のお子さん方や、大人になった方々に感じてもらえたらうれしいと思って、声を吹き込みました」と観客に語りかけた。

「アラジン」は明日6月7日より全国ロードショー。

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