高橋一生、『凪のお暇』で黒木華の元カレ役に 『カルテット』以来のTBS連ドラ出演
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高橋一生が、黒木華が主演を務める7月スタートのTBS系金曜ドラマ『凪のお暇』に出演することが決定した。
【写真】共演の黒木華
本作は、月刊誌『Eleganceイブ』(秋田書店)で連載中のコナリミサトによる同名漫画が原作。都内にある家電メーカーで働く28歳、いつも人の顔色を伺いながら周囲に合わせることで、日々何事もなく過ごすことを目標にしている“真面目で気が弱く優しい”良い人代表の女性・大島凪が主人公の物語だ。
場の空気を読みすぎて他人に合わせて無理をした結果、過呼吸で倒れてしまう主人公の大島凪を黒木が演じ、この度発表された高橋は凪の元カレ・我聞慎二役を務める。慎二は、凪と同じ会社で働く営業部のエース。その場の空気を瞬時に読み、臆することなく人の懐にスッと入ることができるため、難攻不落とされる得意先の年長者からも好かれるなど営業成績は常にトップ。会社では完璧な男だ。だが、凪に対しては恐ろしく不器用で、感情に言動が伴わず、人生リセットを決断した凪を心配するも、その言動で余計に嫌われてしまう。想っているのに、何をしても嫌われてしまう。変わろうとする女と、それを拒む男、すれ違い続ける二人の未来が描かれる。
なお、高橋がTBS連続ドラマに出演するのは、『カルテット』(2017年)以来、2年ぶりとなる。
脚本を手がけるのは、『1リットルの涙』(フジテレビ系)、『あなたには帰る家がある』(TBS系)の大島里美。演出は、『家族狩り』(TBS系)の坪井敏雄、『絆~走れ奇跡の子馬~』(NHK)の山本剛義、『カルテット』(TBS系)の土井裕泰が担当する。
■高橋一生 コメント
台本を読み、原作の良さをうまく踏襲しながら作っているなという印象を受けました。
僕が演じる慎二という役は、とても空気が読める男。人にこういう風に思われたいとか、うまく空気を読みながら生きているのですが、恋人に対しては不器用に過剰になってしまうところはとても共感できますし、同時に人間味を感じて愛らしいと思ったりもします。
全体を通して恋愛の描写も多くあるのですが、それだけに重きを置いているわけではなく、人と人との関わりが根底にある物語だと思います。必ず共感してもらえるキャラクターがいると思いますので、それぞれに感情移入して見ていただくのもいいですし、「人間ってみんな大差なく滑稽なんだよな」と見ていただくのもいいかと思います。みなさんに楽しんでいただける作品になると思っておりますので、ぜひご覧ください。
■プロデューサー・中井芳彦 コメント
橋一生さんがご出演された作品を見るたびに、演じておられる役がどれも魅力に溢れていて素敵だなと思い、いつかご一緒したいと思っていました。「空気を読みすぎる女」と対峙する「読ませる空気を作る男」の我聞慎二役は、高橋一生さんしかいないと、今回思い切ってオファーさせていただきました。物語全体を通じて、凪と慎二の二人の関係、そして二人の生き方の変化をみなさんに楽しんでいただけたらと思います。
(リアルサウンド編集部)