オダギリジョー監督作に伊原剛志、浅野忠信、村上淳、蒼井優、細野晴臣ら9名
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「ある船頭の話」追加キャスト。上段左より伊原剛志、浅野忠信、村上淳。中段左から蒼井優、笹野高史、草笛光子。下段左から細野晴臣、永瀬正敏、橋爪功。
オダギリジョー監督作「ある船頭の話」の追加キャストが発表された。
本作は、柄本明演じる船頭トイチの姿を通して“人間の根源”を描く物語。トイチの人生を大きく狂わせる少女に川島鈴遥、トイチを慕う村人・源三に村上虹郎が扮する。クリストファー・ドイルが撮影監督、ワダエミが衣装デザインを担当した。
このたび明らかになったキャストは、トイチの舟に乗る客人役の9名。川上で建設されている橋の関係者を伊原剛志、トイチのなじみの客を浅野忠信、上流で起こった事件のうわさ話を聞きつける商人を村上淳、華やかな芸妓を蒼井優、酪農を営むにぎやかな客を笹野高史が演じる。また、生まれ故郷に戻る女性の役で草笛光子、マタギの親方役で細野晴臣、そのマタギの息子・仁平役で永瀬正敏、町医者役で橋爪功が参加した。
オダギリはキャスティングについて「同業者ですからね(笑)。自分の好みというか、好きな方々に集まっていただきました」とコメント。「監督なんてめったにあることじゃないので、このお祭り騒ぎに乗じて一緒に遊びませんか?みたいな軽いノリでお声掛けしました。受けていただいた方々は、役の大小や、ビジネス的な観点で仕事をしていない、粋な方々ですね(笑)」と述べている。
「ある船頭の話」は9月13日より東京・新宿武蔵野館ほか全国でロードショー。
(c)2019「ある船頭の話」製作委員会