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「天使」のような南米の連続殺人犯がモデル、『永遠に僕のもの』8月公開

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CINRA.NET

©2018 CAPITAL INTELECTUAL S.A / UNDERGROUND PRODUCCIONES / EL DESEO

映画『EL ANGEL』の邦題が『永遠に僕のもの』に決定。8月16日から東京・渋谷のシネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開される。

『第71回カンヌ国際映画祭』ある視点部門に正式出品され、『第91回アカデミー賞』外国語映画賞アルゼンチン代表作品に選出された同作は、「ブラック・エンジェル」「死の天使」と称された連続殺人犯カルロス・エドゥアルド・ロブレド・プッチをモデルにした作品。実在のプッチは10数人を殺害し、20歳で終身刑を言い渡された。映画では1971年のアルゼンチン・ブエノスアイレスを舞台に、他人の持っている物を無性に欲しがる少年カルリートスが、学校で出会った青年ラモンに魅了され、やがて2人で殺人を犯すようになっていく様を描く。

主人公のカルリートス役を演じるのは、『永遠に僕のもの』が映画デビュー作となるロレンソ・フェロ。ラモン役にチノ・ダリンがキャスティングされているほか、ダニエル・ファネゴ、セシリア・ロスが出演している。メガホンを取ったのはルイス・オルデガ。プロデューサーにはペドロ・アルモドバルとアグスティン・アルモドバルらが名を連ねる。

発表とあわせて日本版ポスタービジュアルが公開。裸のカルリートスがバスタブに体を預け、煙草を咥える姿や、「堕ちる」というコピーなどが写し出されている。