嵐が男性芸能人からも愛される理由　ゴールデンボンバー 歌広場淳や綾野剛、山田孝之ら例に考察

　6月9日放送の『ニノさん』（日本テレビ系）で、「二宮和也と10人の偏り人」が放送される。“偏った趣味・趣向の人たちを集め、偏った世界の偏った魅力を掘り下げていく”をテーマに展開されるこの特集では、今回は「男性ジャニーズファン」を集めてトーク。ジャニーズにハマったきっかけや“男性ジャニーズファンあるある”、ジャニーズライブのベストシーンなどを、ゴールデンボンバーの歌広場淳や青木源太アナウンサーなどをゲストに迎え、掘り下げていく。

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　男性ファンが多いジャニーズグループとしてよく知られている嵐。男性芸能人にもファンが多く、”嵐のファンである“と公言している人も少なくない。中でも、「10人の偏り人」にも登場する歌広場淳は、嵐ファンの間でも熱狂的な“嵐担”として知られている。

　メンバーの中でも特に“松本潤担”であると公言している歌広場は、昨年の松本の誕生日に自身のTwitterのプロフィールを“松潤誕生日仕様”にしたことで話題を集めた。ヘッダーを松本が出演した映画『ナラタージュ』のスタッフが松本に贈った誕生日ケーキの画像に変更し、プロフィールの文言も「今日は松本潤という天使が生まれた日…ただただ神に感謝するしかない…。」という、松本への“愛のメッセージ”に変更。Twitterのトレンドに「松本潤」や「歌広場」といったキーワードが上位表示されるほど注目を集めた。実は、歌広場自身の誕生日も松本と同じ8月30日。名前も同じ「ジュン」同士、不思議な運命を感じる。歌広場の“潤愛”にも納得だ。（参考：モデルプレス）

　その他の芸能人では、嵐メンバーと親交の深い俳優の綾野剛も嵐好きとして有名だ。嵐の番組やメンバーの出演するドラマなども日頃からチェックし、嵐の楽曲も愛聴していると豪語。嵐の楽曲の中では「truth」が好きだと複数のインタビューやラジオ番組、『嵐にしやがれ』（日本テレビ系）ゲスト出演時にも語っている。「嵐に入れてください」と“メンバー志願”までしており、映画共演で親交ができた二宮和也とカラオケ付きのバーで「truth」を一緒に歌った経験もあるという。（参考：モデルプレス）

　「嵐に入りたい」と豪語する男性芸能人と言えば、綾野とも親交が深くTHE XXXXXX（ザシックス）のメンバーでもある俳優の山田孝之も挙げられる。俳優デビューが嵐と同時期である山田は、『櫻井・有吉THE夜会』（TBS系）にゲスト出演時、櫻井翔に嵐への加入を直談判。その場では断られ続けるも、後にリーダーである大野智はラジオ番組『ARASHI DISCOVERY』で山田の志願に対し、「何か嬉しいっすね、そうやって言ってくれんの」と前向きな回答を示していた。（参考：アサジョ）

　今や男女問わず幅広いファン層を獲得している嵐。特に綾野や山田のように「嵐に入りたい」「嵐になりたい」といった想いを抱く男性ファンは多いよう。それには、嵐メンバーの人柄が大きく影響しているようだ。

　嵐メンバーといえば、ジャニーズグループの中でも特に仲が良いことで知られている。メンバー同士の相性もあるだろうが、誰よりも嵐というグループの“ファン”であり、互いへのリスペクトに溢れている点が、独特な“居心地の良さ”を醸し出しているように思える。

　また、ライブなどでのパワフルなパフォーマンスも「嵐になりたい」と思わされる大きな理由かもしれない。ダンスの名手である大野をはじめ、相葉雅紀の長い手足を活かしたダイナミックな振り付けや松本のしなやかな立ち居振る舞いなど、メンバー個々の個性と確かな実力に基づいたパフォーマンスが、男性ファンの心を掴んで離さないのではないだろうか。さらに、楽曲の良さも男性ファン人気が高い理由のひとつだろう。多彩な楽曲をリリースしている嵐だが、デビュー当時からヒップホップを取り入れた楽曲やクールな印象のロックなど、ジャニーズアイドルのイメージを覆すような楽曲を数多くリリースし続けている。

　「メンバーの人柄」「パワフルなパフォーマンス」、そして「楽曲の良さ」。嵐の魅力は尽きないが、特にこの3つの魅力が男性ファンの心を掴んでやまない理由だろう。これからも嵐にしかない魅力で、男女を問わず数多くの人を魅了し続けてほしい。（五十嵐文章）