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J・マカヴォイとM・ファスベンダーにとって「X-MEN」とは?コメント到着

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ナタリー

チェスをするジェームズ・マカヴォイ(左)とマイケル・ファスベンダー(右)。

「X-MEN:ダーク・フェニックス」キャストのジェームズ・マカヴォイとマイケル・ファスベンダーからコメントが到着した。

2011年公開「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」から4作品にわたり、それぞれプロフェッサーX / チャールズ・エグゼビアとマグニートー / エリック・レーンシャーを演じてきた2人。「僕にとってX-MENシリーズはとてもいいものだった」と振り返るマカヴォイは「かなり自由を与えてもらったうえ、ギャラもよかったからね」と冗談を交えて語る。するとファスベンダーも「僕たちはそのおかげで家が買えたぞ。僕の母の家もね」とジョークで返答。また「X-MEN」というシリーズについて、マカヴォイは「僕にとっては過去10年間、バックボーンのような存在だった」と、ファスベンダーは「私的な面でも、仕事の面でも僕の人生を変えるものだった」と思い入れを明かした。

かつての親友でありながら決別した過去を持つチャールズとエリック。マカヴォイは自身が演じるチャールズについて「(エリックの)哲学、理想は理解できるのだと思う。ただ、それが正しいやり方ではないと思っているんだ。不思議なもので、本作ではチャールズよりもエリックのほうが正しい道を選んでいて……」とコメントする。「X-MEN:ダーク・フェニックス」ではチャールズのある判断ミスにより、ジーン・グレイがもう1つの人格“ダーク・フェニックス”を解き放ってしまうことから、ファスベンダーも「ある意味、エリックの方が心穏やかなのだと思う。チャールズの心の中には疑念があるのではないかな?」と意見を述べた。

最後にファスベンダーは「このシリーズで僕がいつも興味深いと思うのは、はみ出し者、なんらかの理由で社会から疎外されている者たちについてどう考えるかという点で、多くの人々が共感するということだ。特に世の中が対立している昨今では、そのような題材を正面から扱おうとすると、人々に敬遠されてしまいがちだ。ところが、それが幻想的な世界の中で展開すると、入っていきやすくなることがある」と魅力を語った。

サイモン・キンバーグが監督を務めた「X-MEN:ダーク・フェニックス」は6月21日より全国ロードショー。

(c)2019 Twentieth Century Fox Film Corporation