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チーム万力「DEATH BIKE」上映、永野がSWAYの虜に「アルバム聴いてます」

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ナタリー

左からSWAY、永野。

昨日6月8日、東京・表参道ヒルズ スペースオーにて開催された「チーム万力 presents ショートフィルムの未来地図 vol. 2」で永野が参加する映像制作プロジェクト・チーム万力の最新作「DEATH BIKE」が上映された。

上映後にはトークショーが実施され、チーム万力の永野、斎藤工、清水康彦と、11月公開予定のチーム万力による長編「MANRIKI」に出演し、「DEATH BIKE」では物語の鍵を握るキャラクターを演じているSWAY(DOBERMAN INFINITY)が登壇。まずは永野が「(原案は)去年の6月くらいにお笑いのライブで披露したネタ。それを見た清水監督が『これは映像にするしかない』と言ってくれた」と制作のきっかけを説明する。そして昨年披露した短編「LOHAS」「ZERO-焼きそばしかないキャバクラ」「宮本」の3本が“内側を向いた作品”だったのに対し、今作は“抜けのいい作品”になったと手応えを明かした。

その理由を、チーム万力のメンバーはSWAYと出会えたことによるものだと断言する。永野は「MANRIKI」で共演した際にSWAYが「ポジティブな影響を与えてくれた」といい、「SWAYを肝にして撮らないことにはチーム万力の第1章は終われない」と強く感じて今作に至ったと力説。「惚れちゃうくらい面白いし、チーム万力にはないキャラクター」とSWAY自身のファンになったと告白し、「アルバム聴いてます」とすっかり虜のようだったが、イベント終盤には「ごきげんな奴」「景気いい俳優」などと乱暴に形容してみせる場面もあった。

斎藤や清水監督からも絶賛を受けたSWAYだったが、「DEATH BIKE」については「セリフが1つもないし、台本からは何もわからなかった」と率直にコメント。「上半身裸でバイクにまたがりエンジンをふかしている」という謎の説明だけを頼りに役作りしたといい、考えた末、ひたすらジムに通ってみたが「貸したゲームを返してもらいに行くだけの話。そう考えたら、すごく鍛えた自分がバカバカしいです」とストーリーを冷静に振り返って笑った。

イベントでは「MANRIKI」を短編に再編集した特別作品も上映され、チーム万力では音楽制作を担当している金子ノブアキも加わり撮影にまつわるトークを展開。永野が現場でナメられないように勝新太郎のTシャツを着ていたことや、永野が白いズボンにコーヒーをこぼして必死にシミ抜きをしていたといったエピソードが紹介された。

(c)2019 MANRIKI Film Partners