浅川梨奈が主演作「黒い乙女」語る「最後の10分ですべてひっくり返される」
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浅川梨奈
「黒い乙女Q」「黒い乙女A」で主演を務める浅川梨奈のコメントが到着した。
本作は、浅川演じる孤児・芽衣が裕福で優しい夫婦に引き取られるも、家族のある“秘密”を知ってしまったことにより数奇な運命に巻き込まれていくホラー。浅川のほか北香那、和田聰宏、三津谷葉子、しゅはまはるみ、安藤なつ(メイプル超合金)、笹野鈴々音らが出演した。「麻雀放浪記2020」の脚本を手がけた佐藤佐吉が監督を務めている。
浅川は出演が決まった際の感想を「個人的に好みのテイストが満載だったので、素直にうれしかったです」と述懐。「ホラー自体は実は苦手なんですけど(笑)、人間が生み出す恐怖、感じる恐怖がしっかりと描かれていたので、撮影も楽しかったです」と振り返る。また、脚本については「怖すぎて、途中で読む手を止めてしまうほどでした。お化けとかそういう恐怖ではなくて、人の心の奥底に恐怖を植え付けてくるような感覚だったんです」と語った。
さらに浅川は「こんなに怖い話を作る監督の頭の中をのぞいてみたいです。あちこちに伏線が張り巡らされていて、しかも、それが後半の『黒い乙女A』でしっかりと回収されるんです」と、佐藤のストーリーテリングに言及。「何が伏線で、それがどうなるのか! 常に考えていないといけないので、本当に頭を使う作品だなって感じました」と続ける。
「観ていたものすべてが裏切られる、っていうのは本当にびっくりしますよね」と話す浅川。「『Q』の最後も、えーっ!て驚きましたし、ちょっと言ってしまえば『A』ではうそーっていう展開が待ち構えています。本当に最後の最後の10分で、物語がすべてひっくり返される驚きの体験が味わえるはずです」と自信をのぞかせた。
「黒い乙女Q」は東京・シネマート新宿と大阪・シネマート心斎橋にて公開中。「黒い乙女A」は同館にて8月16日に封切られる。
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