役所広司が“ヒマラヤの鬼”に!エベレスト舞台の日中合作アクションが11月公開
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「オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁」
役所広司が主演を務めた日中合作映画「Wings Over Everest」が「オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁」の邦題で、11月に公開される。
役所が“ヒマラヤの鬼”と恐れられる救助隊の隊長・姜月晟(ジャン・ユエチャン)を演じた本作は、世界最高峰のエベレストを舞台にしたスペクタクルアクション。物語は、周辺国家の平和を脅かす機密文書を載せた飛行機がエベレストに墜落したことから展開していく。深刻な財政難にある隊のため、文書を取り戻すためのガイドを引き受けた姜。しかし“デスゾーン”と呼ばれる危険地帯には、世界的な陰謀が絡む予想だにしないものが待ち受けていた。
「唐山大地震」のチャン・チンチューが、エベレストで遭難した恋人の遺体を探し出すため救助隊Wingsに入ったシャオタイズー役で出演。姜とともに世界最高峰を目指すヘリパイロットのハンを「オーロラの愛」のリン・ボーホンが演じる。そのほかヴィクター・ウェブスター、ノア・ダンビー、グラハム・シールズ、プブツニンら国際色豊かな俳優陣がキャストに名を連ねた。メガホンを取ったのは中国・北京出身のユー・フェイ。これが監督デビュー作となる。
「フェイス/オフ」「M:I-2」「レッドクリフ」などジョン・ウーの監督作で知られるテレンス・チャンがプロデュースを担当。2018年の東京国際映画祭で来日していた際には「役所広司さんの大ファン。彼のことを世界で一番優秀な俳優だと思っていたので、いつか一緒に仕事がしたいと思っていました。ファンタスティックだった!」と役所とのタッグについて語っていたという。なお役所は、6月15日に開幕する第22回上海国際映画祭でレッドカーペットイベントと記者会見に出席する予定だ。
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