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ジェシカ・チャステイン、「X-MEN」で参考にしたのはティルダ・スウィントン

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「X-MEN:ダーク・フェニックス」より、ジェシカ・チャステイン演じる謎の女。

「X-MEN:ダーク・フェニックス」キャストのジェシカ・チャステインからコメントが到着した。

サイモン・キンバーグが監督を務めた本作は、事故がきっかけで悪の人格“ダーク・フェニックス”を解き放ってしまったジーン・グレイとX-MENの戦いを描く、「X-MEN」シリーズ最終章。ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のソフィー・ターナーがジーンを演じ、チャステインはジーンをダークサイドへ導く“謎の女”を演じた。

初のヒーロー映画出演を決めた理由を、チャステインは「これほどまでに謎めいた広がりのある役柄をやったことがなかったから」と説明する。想像力が必要とされた今回の現場については「演劇学校に通っていた頃、“あなたは今アマゾンを渡って、これこれこういう状態にあると想像してみて”というような訓練をしたけれど、実際映画を撮るようになって、そういう大きなイマジネーションを必要とする機会があまりなくなっていたの。でも今回周りはグリーンバックだから、否応なくイマジネーションが必要とされる」とコメントした。

キンバーグが製作を手がけた2015年の「オデッセイ」にも出演していたチャステイン。本作の役作りでキンバーグに相談したときのことを「彼は1つの方向に行く必要はないんじゃないかと言った。1つのキャラクターだけをベースにする必要はなく、多くのもののコンビネーションであっていいだろうと。それによって自由を与えられたわ」と回想する。また今回、アメコミ原作映画「ドクター・ストレンジ」でエンシェント・ワン役を務めていたティルダ・スウィントンを参考にしたそうで「唯一参考にできると思った人は、ティルダ・スウィントン。彼女はエイリアンとか、女神のような雰囲気があるでしょう。何かこの世の人じゃないような感じが。それに天使のようでありながら、冷徹なところもある感じ。その雰囲気を参考にしたわ」と明かした。

チャステインは、本作を若い世代に観てほしいと語る。そして主演のターナーに言及し「この映画といい『ゲーム・オブ・スローンズ』といい、若い女性たちにとって影響力のあるキャラクターを演じている。彼女を見ながら、『私もこんなにパワフルに、強く、エモーショナルになれるんだ』とか『複雑でも構わないんだ』ってことを感じてもらえたらうれしいわ」と話した。

「X-MEN:ダーク・フェニックス」は、6月21日より全国ロードショー。

(c)2019 Twentieth Century Fox Film Corporation