“フィクションチケット”や“出演チケット”も、梨茄子「その実ができるまで」
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2018年の梨茄子の発表会1「この部屋の重力」より。(撮影:皆藤将)
梨茄子の発表会2「その実ができるまで」が、7月18日から21日まで東京・谷中の一軒家、トタンで上演される。
梨茄子は、青年団の立蔵葉子が創作を行う際に用いている屋号。今回は、俳優で美術家の遠藤麻衣、辻村優子、そして立蔵が発表を行う。上演に向けて立蔵は「『トタン』という大切にされてきたおうちの空間に似合う、繊細で軽い、メレンゲみたいな質感の作品をお見せしたいと思っています」と構想を語った。定員は各回10名。一部時間帯には、会場でフリーマーケットも開催される。
なお本公演では通常チケットのほか、立蔵が短歌を詠む“短歌付きチケット”、作中に指定の人名を登場させることができる“フィクションチケット”、実際に出演者として参加できる“出演チケット”などが用意されている。さらに、会場までの“お散歩マップ”配布や、稽古場レポートメール配信のオプションも。詳細は公式サイトで確認を。
立蔵葉子コメント
40年後に私たちがなっているはずの未来のおばあちゃんを想像するのは意外と難しくて、今のおばあちゃんとはだいぶ違う時代をすごしているし、どこでどういう道を選ぶかなんて正確にはわからない。もはや他人みたいな距離にある未来の私たちを想像するのは、いまの時代と、自分の願望を確かめる作業でもありました。「トタン」という大切にされてきたおうちの空間に似合う、繊細で軽い、メレンゲみたいな質感の作品をお見せしたいと思っています。
梨茄子の発表会2「その実ができるまで」
2019年7月18日(木)~21日(日)
東京都 トタン
発表する人:遠藤麻衣、辻村優子、立蔵葉子