超特急が新曲「Hey Hey Hey」を通じて目指す先「進化したパフォーマンスを見せられるように」
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グループ史上最大規模の約10万人を動員する全国ホールツアー『EUPHORIA ~Breakthrough, The Six Brave Stars~』を開催中の超特急。同ツアーで披露しているファンキーなナンバー「Hey Hey Hey」を、CDデビュー7周年の記念日となる6月10日にシングルとしてリリースした。これまでになく大人な一面を見せるタイトル曲についてはもちろん、各メンバーをイメージしたバラエティ感あふれるセンター盤収録曲について、そして8号車(超特急ファン)の間で話題沸騰のツアーの魅力についても聞いた。(古知屋ジュン)【記事最後に読者プレゼントあり】
今回のツアーを紐解くヒントが「Hey Hey Hey」には含まれている(ユーキ)
ーーニューシングルのタイトル曲「Hey Hey Hey」はファンクテイストで、これまでのシングルに比べるとぐっと大人っぽいイメージの楽曲ですね。現在開催中のツアー『EUPHORIA~』で披露されたのを観た8号車の間でも「大人っぽい」「パフォーマンスに余裕を感じる」という声が多いようで。
カイ:いやいや、みんな“余裕ぶってる”んですよ(笑)。でもそういうふうに見えていたのなら、ライブのコンセプトとしては成功なんじゃないかな。
ーーツアーのテーマ曲ということで、ツアー全体にこういう大人っぽさやゴージャス感が反映されていたりするんですか?
ユーキ:どちらかというとガツガツ盛り上げるというよりも「音楽を楽しんで、最高&至福の時を過ごそうよ」という雰囲気を楽しんでもらうツアーなんですよ。そういう意味では、この曲が今回のツアーにはぴったりなのかな。あとは歌詞にも〈breakthrough〉〈Euphoria〉とかツアータイトルのフレーズが入っていたりするし、今回のツアーを紐解けるヒントがこの曲には含まれているのかなと。
ーーファンクサウンドの楽曲というと過去に「DJ Dominator」があったりしましたけど、タカシさんはこの曲のレコーディングにどう臨んだんでしょうか?
タカシ:普通にリズムを刻むというよりも、音と音の空間だったり、裏拍(注:一拍の後半部分にアクセントを置く)をすごく大切にしなきゃいけない曲なんですね。そういう意味では、新たな挑戦だったと思います。レコーディングでは技術的なことやリズム感はもちろん大事なんですけど、曲の雰囲気だとか、それに向き合ったときの自分の気持ちを最優先する感じで歌いました。自分が楽しくなればなるほど、この曲がパッケージになったときに素晴らしいものになるんじゃないかと思っていましたし。ジャンル的にもパーティソングなので、聴けばテンションが上がって、一緒に声を出して盛り上がりたくなる曲にしたいというのが目標としてありました。
ーー振付は50さん(東方神起やNissy(西島隆弘)らの楽曲振付、ツアーなどで活躍中)だそうですね。
ユーキ:さっきのツアーの話にもつながると思うんですけど、大人っぽさが映えるダンスですよね。サウンドがジャジーでファンクな感じで、曲の持つグルーブを体で表現していく、みたいなところがあるので。どちらかというと「バキバキに踊ってます!」というよりは「音楽とともに生きてます」みたいな表現の仕方なので、余裕な感じに見えるというのはあると思います。
カイ:この曲は振付自体もそうですし、グルーブ感というかノリを表現するという部分でも過去最高クラスに難しい曲ではあるんです。ツアーは8月まで続くので、1公演ごとにより完璧な、全員が納得できるパフォーマンスに近づけたくて。でも踊っていて、すごく楽しいですよ。自然と笑顔になれるし、音が流れただけでノっちゃうような曲なので。その楽しくて幸せな感じと、難易度が高くて集中しなきゃいけない感じのバランスを取るのが難しいですね。
ユースケ:みんなで振りを合わせるのももちろん大事ですけど、それぞれのノリをどう曲に落とし込んでニュアンスをつけていくかが大事な曲だと思うんですよ。さらに最後のほうには結構畳み掛けるような振りもあって、「めっちゃ詰め込んできてくれましたね50さん!」みたいな(笑)。この曲はライブの前半に置けば今の僕らの最大限のパフォーマンスを観てもらえると思うし、後半に置けば雰囲気のスイッチを切り替えられるので、ツアーでもカギになる曲だと思ってます。
タクヤ:振り入れも今までの超特急の曲よりもさらに時間がかかりました。より細かい部分で体の使い方が重視されることもあって、最初はすごく苦戦しましたね。でもみんなが言っているように、いざステージに立って踊るとすごく楽しい曲で。僕らがサウンドと一体になって楽しんでいる姿を、8号車のみんなに見てもらえるのが嬉しいです。
リョウガ:ライブの回数を重ねるにつれて、僕らがだんだん8号車の前で踊ることに慣れてくるのと同時に、8号車もこの曲の楽しみ方が少しずつわかってきたのかな? という感触があるんですよね。まだ4公演終わったばかりでMVも解禁されてないですけど(取材は4月末)、〈Hey Hey Hey〉の掛け声を一緒に歌ってくれる率が少しずつ増えて来ているのを感じるので。一緒に楽しもうぜ! っていうのがテーマの楽曲なので、僕らもよりいっそう曲に入り込んで楽しんでいけたらと思っています。
ーーそのMVですが、今回はドラマ仕立てとかではなくシンプルに楽曲の楽しさが伝わるようなライブっぽさがありますね。
ユーキ:そうですね、ライブでもあのスタイルを忠実に表現しているので。ライブ感を楽しんでいただく、みたいなMVになりました。
ーータカシさんは歌の部分での挑戦もありつつ、全体的に歌いながらすごく踊っていて。
タカシ:ホント、めっちゃ踊ってますね(笑)。さっき言ったように自分も楽しんで、8号車も楽しませるという気持ちで向き合いつつ。
ーーそしてMVでも全編に散りばめられていますけど、みなさんのソロがシンプルにかっこいいです。
カイ:ライブでは1サビが終わってから間奏に入る前に、ダンサー5人が1人ツーエイト(注:8カウント×2回)ずつ踊っていくんですけど、CDよりも尺を伸ばしてるんですよ。なのでこの部分はライブならではの見どころですね。リハーサルのときに50さんから「音流すから適当に踊ってみて?」というオーダーがあって、それぞれがその場でフィーリングで踊ったものを元に振りを作ってくださったんです。結果、自分たちで踊ったのとは段違いでかっこよくなりました。ブラッシュアップというより、リブートされたくらいの勢いで。
ーー今回はタカシさんがダンス面でもこの曲をリードするポジションで、ある意味全体が見せ場といえますね。
カイ:タカシを基準に動いてるところがこの曲は多いので、歌ももちろんそうですけど、彼のダンスがすごく重要なんですよね。
「センター盤の曲はこれまでやってきたそれぞれの路線を昇華させたもの」(カイ)
ーーカップリングの「Drawイッパツ!」もありますが、今回は各メンバーのセンター盤を楽しみにされている8号車も多いと思うんです。楽曲はそれぞれご自身で決めたんですか?
カイ:いえ、スタッフさんのセンスで決めてもらいました。チョイスした理由として“この曲が似合う”のか、チャレンジとして“こういう曲をやってほしい”のかはわからないんですけど。
ーーアルバム『Dramatic Seven』でも各メンバーのモチーフ曲があったと思うんですけど、あれと同じような位置づけの曲なんでしょうか?
カイ:あれとはまたちょっと違うんです。『Dramatic Seven』でのモチーフ曲はすべて“愛”をテーマにしていて、それぞれ違った形の“愛”をメンバーそれぞれのイメージに当てはめた楽曲がある感じだったんですよ。作品を木にたとえると、『Dramatic Seven』はアルバムの世界観という幹に“愛”という枝があって、そこからメンバーそれぞれの枝に分かれている感じ。今回はそれぞれ別の木が6本生えているみたいな感じで、世界観も全部違います。
ーーなるほど。ではお一人ずつのセンター盤について聞いていきたいです。まずカイさんの「Before Dawn」のお話から。
カイ:これはですね、超特急のこれまでの曲の中でもダントツでセクシーな曲で。サウンドにもなまめかしさがありますけど、「We Can Do It!」とか「LIBIDO」みたいな直接的な表現じゃないのが、逆にリアルなんですよね。
ーー「Hey Hey Hey」とは違う大人っぽさがあって。
カイ:そうですよね。ライブでも置きどころによって雰囲気を一気に変えられるような曲だなと思うので……センター盤の楽曲はどれもまだ振りがついてなくて、みんなにいつ披露できるのかはまだわからないですけど、すごく楽しみではあります。
ーーカイさんのラップがまたクールで……。
タカシ:けっこう言われるんですけど、あのラップ、僕なんですよ。
カイ:タカシっぽくない低さなんですよね。いつものタカシのラップより2音くらい低いよね? そういうところも含めて、今までにない感じの楽曲にはなってると思います。
ーーそうなんですね!? 続いてリョウガさんの「激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリームわ~るど」。ボカロっぽいこの曲を人力で歌いこなすタカシさんのすごさを改めて思い知るような出来ですが。
タカシ:初音ミクに任せればいいような曲を、あえて人力で表現してます。
リョウガ:まずはタカシに拍手ですよね。オタクも今は十分生きやすくなりましたが、生きづらい世の中に対して自分がオタクの立場から主張するというイメージの楽曲です。初めて書いていただいた方なのですが、ホントに僕的にもすごく愛着が湧く歌詞なんです。曲調もコロコロ変わっていくので聴いてるだけでカロリーを消費するような感じがありますけども。
ーーまるでリョウガさんが書かれたかのような世界観ですよね。間奏の演説みたいな部分でリョウガさんも参加されていて。
リョウガ:あそこはメンバー全員で参加してるんですけど、収録のときには一発で終わっちゃったんですよ。最初の一発目に全てを注ぎ込んだ感じで、個人的にはレコーディングもすごく楽しくできました。ライブで披露する暁には生演説するのか、音声はオケで何かパフォーマンスで魅せるのか、イメージを膨らませてるところですね。
ーータクヤさんセンター盤の「Four Seasons」はポップでキラキラした感じがステキな曲ですよね。
タクヤ:バラードでもないしアップテンポすぎない、絶妙なラインをついてますね。王道とか正統派といってくださる方も多くて、納得できる部分もありつつ。個人的には歌詞がすごく好きなんです。春夏秋冬を歌ってる歌詞なんですけど、季節を問わず披露できるような楽曲ですし。歌詞に描かれているのが、女性をリードしていくような気質の男性なんですよね。そういうふうに8号車を引っ張っていけたらいいなと思いながら聴いてますね。相思相愛感があるようにも感じる歌詞なんですけど、出だしに〈Flash back〉って言葉が入っているので「もしかしたら過去形なのかな?」とも思える奥深さもあって。
ーーだとするとかなり意味深ですよね。
タクヤ:なので、聴く人の捉え方によって変わってくるのかも。これ、過去形だとするとすごく重たい男なんですけど(笑)、でも一途な気持ちはステキだなと思います。
ーー一方ユーキさんセンター盤の「Play Back」はグルーブ感の強い楽曲でオートチューンなんかも使っていて、中毒性がありますね。
ユーキ:この曲は“THEダンスナンバー”って感じですよね。〈Play back〉を繰り返してる感じとか、たしかに中毒性あるかもしれない。前半とかはウィル・アイ・アムとか、曲によるかもしれないけどThe Black Eyed Peasみたいな遊び心のある音の使い方をしつつ、間奏はダンスで魅せられそうな形でうまい具合に空間を空けて作られてるような気がして。テンポ的にライブで披露するときには、終わったあとゼェゼェいいそうな予感がむちゃくちゃしますけど。
カイ:ライブでやるときはこれ1曲だけやってはけない?(笑)
ユーキ:ホントにこれ1曲やって逃げるくらいの密度のパフォーマンスになりそうな気がする。
ーーそしてユースケさんセンター盤の「TAXI」は、バラエティに富んだこのセンター盤曲の中でもかなりかっ飛んだイメージの曲ですね。
ユースケ:この主人公は今の時代や世界を一人ですごく楽しんでる感じがするんですよ。で、「このタクシーに乗ったら止まらないよ」って教えてくれるようなスピード感のある楽曲に仕上がっているなと思っていて。僕的には自分らしいかと言われると、そうでもないのかな? と思っていたんですけど、みんなが「らしい」と言ってくれるので。
ーー外野から見てもすごく似合うと思います。イントロで聴きなじみのあるフレーズ(ディック・デイル&ヒズ・デルトーンズの「Misirlou」)が使われていますが。
カイ:映画の『TAXI』とか『パルプ・フィクション』で使われてるんですよね。でも僕はどっちかっていうとドラマの『ウォーターボーイズ』のイメージですけど。
ユーキ:ああ、それもわかる!
ユースケ:みなさんが一度は耳にしているキャッチーな要素のある曲なので、振付もできればキャッチーなものにしたいです。この曲を聴くとね、ハットをかぶってマイクスタンドを使ったり、ちょっと渋くてゴージャスなイメージが浮かんでくるんですよ。でもかっこいいとこもありつつダサいとこもあるのが超特急らしさだと僕は思っているので、その雰囲気をパフォーマンスに詰め込めたらと思います。
ーーらしさ満点のパフォーマンス、期待してます。タカシさんセンター盤の「小さな光」はきれいなバラードですね。
タカシ:形としてはバラードなんですけど、ルーツ的にはブラックミュージック、R&Bとかそっち系のサウンドじゃないかと思っていて。J-POPというよりも洋楽寄りな感じなので、こういう曲を歌うというのはまた新しい試みでした。またこれまでとは違う自分で、曲の世界観を作ったり、レコーディングでも歌に向き合えたと思います。
ーーシンプルで音数が少ない曲なので、聴いてまた一段とタカシさんの歌が進化したんだと感じました。
タカシ:シンプルな曲だからこそ発音だったり、言葉の出し方をよりいっそう大事にしようと思ったんですよね。あと、ほかの楽曲って基本的には頭から順番にAメロ、Bメロ……と録っていくんですよ。でもこの曲は一連でぱっと録って、歌の中でのストーリー性を大事にしました。映像でいうとワンカットみたいな。
ーー歌詞もざっくりいうと応援歌ですけど、言葉のチョイスがすごくリアルなんですよね。
タカシ:ただ「大丈夫だよ、応援してるよ」って背中を押すばかりではなくて、人間特有の弱さが表れているのが、すごく自分自身にリンクする部分もあったりして……。なので聴く人によっては、より共感してくれる方もいるんじゃないかなと思います。自分のやりたいことはわかっているけど、そこへと進む一歩が踏み出せなくて、葛藤しちゃうような方に聴いてもらえると、まさに「小さな光」が差して、その人の心に響く楽曲になるんじゃないかな。
ーー曲は他薦ということですけど、それぞれのキャラクターにぴったりな曲ばかりですよね。
カイ:今までいろんな曲をやってきて、たとえば「超えてアバンチュール」みたいな振り切った感じの曲もあれば、「Billion Beats」みたいな感動的な感じの曲もあって。王道系とかセクシー系みたいに系統で分けられると思うんですけど、今回のセンター盤の曲はこれまでやってきたそれぞれの路線をより昇華させたものという感じがするんですよ。今の僕らが行ける、MAXまで振り切った感じ。
今回のツアーは“かっこいい”と“超特急らしさ”の比率に変化が?
ーーちなみに、自分のセンター盤の楽曲以外で好きな曲というと?
タクヤ:僕はカップリングの「Drawイッパツ!」。すごくいい曲だからアニメに起用してほしいですよね。
ーーアニメのエンディングテーマっぽいイメージがあります。
カイ:〈かっ飛ばせ〉って出てくるから、野球のアニメとかで使ってもらえたらうれしいなあ。
リョウガ:「Drawイッパツ!」は熱いな。あと、僕はDJ和殿のリミックス(「BULLET TRAIN “You Folia” NON STOP MIX by DJ和」)が楽しみです。
ーー和殿といえば8号車にとっては去年の『“超”超フェス』で大活躍されていたのが記憶に新しいと思います。
リョウガ:先日リリースされた『ラブとポップ~好きだった人を思い出す歌がある~ mixed by DJ和』がCD史上最大ロングヒットを記録したと聞いて、僕も自分のことのようにうれしくて。現時点でまだ完成していないんですけど、すごくこだわって作ってくださっているみたいで。
ユーキ:和殿のリミックスは外さないよね。本当に早く聴きたいな。
リョウガ:リミックス用の収録もあって、掛け声とか録ったりしたんですよ。それがどう入るのかはわからないですけど、間違いなく7周年記念にふさわしいものになると思います。
カイ:僕は「Four Seasons」。ライブ終盤の感じがすごく頭に浮かんでくるというか、感情移入できる曲なんですよ。ほかの曲も全部よかったんですけど普通に聴いてみて、いい曲だなって思ったし、印象に残りますね。
ユーキ:「Before Dawn」ですかね。曲がかっこいいし、ダンスもガツガツした感じじゃなく色気が出るような曲だと思うので。そういう意味で超特急の大人な部分が際立つ楽曲になりそうなので、踊るのも楽しそうだなって。
ユースケ:超特急の楽曲にはないタイプの曲だなと思ったので僕も「Before Dawn」は好きですね。あと「小さな光」。音数が少ないので、そのなかでタカシを中心としてどう僕たちがダンスで支えるのか。振付もどんな感じになるのか、すごく気になります。
ーーシンプルゆえにボーカル的にもダンサー的にも試される部分はありますよね。
ユーキ:この曲はむしろ、タカシ1人をフィーチャーして僕らはバックダンサーに徹したほうがいいんじゃないかな。
リョウガ:もはやタカシが“メインボーカルメインダンサー”になる可能性も。
タカシ:それ『うたうたい』(ソロライブ)やん。
カイ:僕らは“バックステージ”で。
タカシ:楽屋に帰ってるやん。
ーー(笑)。そんなタカシさんの推し曲は?
タカシ:センター盤の曲は仕事行く前とかによく聴いてるんですけど、一番聴いてる回数が多いのは『激おこ~』ですかね。
リョウガ:朝からよく聴けるな? 胃もたれするぞ。
タカシ:全然大丈夫! 完全に自己満やけど「こんなに(人格の)人数出せたんだな、自分」って思えるから。
ユースケ:この曲は電車で聴きたいかも、ラッシュのときとか。
カイ:〈我々は怒っている!〉
タクヤ:〈激おこだ!!〉
タカシ:音漏れしてたらかなり恥ずかしいけど。
タクヤ:そもそも音漏れはマナー違反だからね。
ーー(笑)。冒頭に聞いたツアーの話に戻るんですが、このシングルのバラエティ感と、これまでの楽曲の路線を突き詰めたようなディープ感が、ツアーの内容にリンクしているところがあるのかな? と感じました。
ユーキ:メインダンサーバックボーカルっていう僕らのコンセプトをより明確にして、一人一人がそれぞれの個性を突出させたパフォーマンスを凝縮したのが『Hey Hey Hey』の収録曲だと思うんですよ。8号車がその人の推しをライブで見たときに、これまでより進化したパフォーマンスを見せられるように作られているんじゃないかな。センター盤の楽曲を即『EUPHORIA』で披露できるかはさておきですけど、今後ライブで披露するときには絶対見応えのあるものになると思うし、より8号車が見たかったメンバーの姿が見れると思うので。
ーーツアー序盤を観た方の感想を聞くと、みなさんのパフォーマンスのレベルがぐっと上がったと感じている方も多いようで。楽曲のラインナップも含めて、すごく充実感があるという噂を聞いてます。
ユーキ:簡単にいえば“パフォーマンスで8号車を魅了して最高の時間を過ごしてもらう”みたいなところがありつつ、それぞれの個性を発揮できる場所では、肩の力が抜けた超特急らしさを垣間見せているというか。割合的に、これまでのライブは超特急らしく、明るくてポップな感じが7~8割を占めていたと思うんですけど、今回はかっこいいと超特急らしさの比率が6対4くらいになったかな?
カイ:比重がちょっと変わった感じはありますね。
ーーあと、初日にもかなり話題になりましたがレーザー演出がすごいらしいと。
カイ:僕の中でもすごいらしいと噂なんですけど。
リョウガ:どゆこと?
カイ:映像でチェックもしますけど、生で見るのとは光量が違うからあまりはっきり見えないんですよ。客観では見れないから「すごそう!」とだけ思ってます。客席から見たいですね……。
リョウガ:や、無理でしょ。
ユースケ:でもこれはたしかに見たい。分身したいよね(笑)。
ーー全33公演、まだ先は長いですが。
カイ:でも全国のご当地グルメがホント楽しみで!
タカシ:それはホントにそう。
リョウガ:神奈川とか大阪とか各自の地元にも行きますけど初開通が7都市ありますし、北から南まで幅広く行きますので、かなりいろんな経験ができるんじゃないかと思っています。
カイ:今回はこれまでなかなか行けなかったエリアをたくさん回れるので、みんなワクワクしてるんですよ。本当にたのちみ(楽しみ)です!
(取材・文=古知屋ジュン/写真=三橋優美子)
■リリース情報
『Hey Hey Hey』
発売日:2019年6月10日(月)
通常盤 定価:¥1,000(税込)
<収録曲>
M-1 Hey Hey Hey
M-2 Drawイッパツ!
※各メンバーセンター盤はM-2がセンター曲
KAIセンター盤 定価:¥1,200(税込)
<収録曲>
M-1 Hey Hey Hey
M-2 Before Dawn
M-3 Drawイッパツ!
RYOGAセンター盤 定価:¥1,200(税込)
<収録曲>
M-1 Hey Hey Hey
M-2 激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリームわ~るど
M-3 Drawイッパツ!
TAKUYAセンター盤 定価:税込¥1,200
<収録曲>
M-1 Hey Hey Hey
M-2 Four Seasons
M-3 Drawイッパツ!
YUKIセンター盤 定価:¥1,200(税込)
M-1 Hey Hey Hey
M-2 Play Back
M-3 Drawイッパツ!
YUSUKEセンター盤 定価:¥1,200(税込)
<収録曲>
M-1 Hey Hey Hey
M-2 TAXI
M-3 Drawイッパツ!
TAKASHIセンター盤定価:¥1,200(税込)
<収録曲>
M-1 Hey Hey Hey
M-2 小さな光
M-3 Drawイッパツ!
CDショップ・通販サイト先着特典
※Loppi・HMV Limited 7th Anniversary BOXは対象外
ローソン/ミニストップ店頭Loppi端末・HMV全国各店・HMV&BOOKS onlineオリジナル特典
トレカ HMV ver.(ソロ絵柄6種ランダム)
タワーレコード全国各店・タワーレコード オンライン オリジナル特典
トレカ タワーレコード ver.(ソロ絵柄6種ランダム)
TSUTAYA RECORDS全国各店・TSUTAYAオンラインショッピング オリジナル特典
トレカ TSUTAYA RECORDS ver.(ソロ絵柄6種ランダム)
※一部、取り扱いのない店舗もあり。
※TSUTAYAオンラインショッピングは予約分のみ対象。
Amazonオリジナル特典
トレカ Amazon ver.(集合絵柄1種)
※Amazonでは、特典付き商品のカートがアップ。特典希望の場合は特典付き商品を購入のこと。
Rakutenブックス オリジナル特典
ポストカード(集合絵柄1種)
超限定BOX同時発売
Loppi・HMV Limited 7th Anniversary BOX
CDデビュー7周年を記念したスペシャルBOX!シングル全7枚とDJ和による『BULLET TRAIN “You Folia” NON STOP MIX by DJ和』CD1枚をコンパイルした超限定BOX
定価:¥10,200(税込)
ファンクラブ詳細はこちら
■ツアー情報
『BULLET TRAIN SPRING/SUMMER TOUR 2019 EUPHORIA 〜Breakthrough, The Six Brave Stars〜』※終了分は割愛
6月15日(土)【北海道】札幌文化芸術劇場 hitaru 開場16:15/開演17:00
6月16日(日)【北海道】札幌文化芸術劇場 hitaru 開場14:15/開演15:00
6月29日(土)【千葉】市川市文化会館 大ホール 開場16:15/開演17:00
6月30日(日)【千葉】市川市文化会館 大ホール 開場14:15/開演15:00
7月6日(土)【宮城】仙台サンプラザホール 開場16:15/開演17:00
7月7日(日)【宮城】仙台サンプラザホール 開場14:15/開演15:00
7月14日(日)【新潟】新潟テルサ 開場16:30/開演17:00
7月15日(月・祝)【石川】本多の森ホール 開場16:30/開演17:00
7月20日(土)【大阪】大阪国際会議場 メインホール 開場16:30/開演17:00
7月21日(日)【大阪】大阪国際会議場 メインホール 開場14:00/開演15:00
7月27日(土)【愛媛】西条市総合文化会館 開場16:30/開演17:00 ★初開通
7月28日(日)【高知】高知市文化プラザかるぽーと 開場16:30/開演17:00 ★初開通
8月8日(木)【神奈川】パシフィコ横浜 国立大ホール 開場17:30/開演18:30
8月9日(金)【神奈川】パシフィコ横浜 国立大ホール 開場17:30/開演18:30
8月12日(月・祝)【佐賀】佐賀市文化会館 開場16:15/開演17:00 ★初開通
8月13日(火)【熊本】市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館) 開場18:00/開演18:30 ★初開通
8月17日(土)【沖縄】沖縄コンベンションセンター劇場棟 開場16:15/開演17:00 ★初開通
詳細はツアー特設サイトにて
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応募方法
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※当選後、住所の送付が可能な方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
※当選の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。
<締め切り:6月26日(水)>