エイベックスと三井物産がダイナミックプライシング事業で提携 ライブチケットに価格変動導入へ
音楽
ニュース
エイベックス・エンタテインメント株式会社(以下、AEI)が、三井物産株式会社(以下、三井物産)の子会社であるダイナミックプラス株式会社の株式の一部を三井物産より譲受し、ダイナミックプラスを通じて音楽・コンサート等のライブエンタテインメント分野におけるダイナミックプライシングの導入に向けた提携に合意した。
(関連:チケット高額転売規制法、いよいよ成立 狙いと争点を弁護士に聞く)
ダイナミックプライシングは、AI技術を使い、チケットが購入される時期、需要、市況、天候等に関するビッグデータを最大限に活用することで、リアルタイムにチケットの価格を変動させる手法。欧米を中心に、多種多様な業界で導入されている。
ダイナミックプラスは、2018年6月の設立以来、ダイナミックプライシングをプロ野球・Jリーグ・ラグビーなどのプロスポーツ観戦チケットへの導入を中心に推進。今回、AEIは音楽・コンサート分野でのダイナミックプライシングの拡大に向け、ダイナミックプラスとの業務提携に合意。ユーザーに適切な価格でチケットを届けることを目的とし、チケットの不正転売の抑止にも期待がかかる。(リアルサウンド編集部)