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DA PUMP、約16年半ぶり日本武道館ワンマンで“バイーンダンス”な新曲初披露

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左からKENZO、YORI、U-YEAH、ISSA、KIMI、DAICHI、TOMO。(写真提供:エイベックス)

DA PUMPが東京・日本武道館と大阪・大阪城ホールにて3公演行うワンマンライブ「LIVE DA PUMP 2019 THANX!!!!!!! FINAL」の初日公演が、6月13日に日本武道館で開催された。彼らが同会場のステージに立つのは16年9カ月ぶり。この日は快進撃を続ける近年の彼らの集大成を見せつけるライブとなった。

巨大なLEDモニターが配されたステージにメンバーが登場すると、彼らは「U.S.A」をはじめとしたヒット曲を惜しげもなく連発。会場を埋め尽くすファンの声援を浴びながら、7人は派手な映像演出を背にして、軽快なダンスを繰り出していく。またバラードナンバーではISSAの美しく伸びやかな歌声とKIMIの力強いラップ、メンバーの透き通るようなコーラスが広い武道館いっぱいに響き渡った。

またアンコールでは、映画「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」の主題歌となった8月7日リリースのニューシングルのタイトルが「P.A.R.T.Y. ~ユニバース・フェスティバル~」であることを明かし、パフォーマンスを初披露した。この曲はタイトルの通り、「U.S.A.」に匹敵するほどにハイテンションなパーティチューン。客席にいるすべての人が初めてこの曲を聴いたにも関わらず、会場はそれを感じさせないほどの熱狂で満たされた。なお「P.A.R.T.Y. ~ユニバース・フェスティバル~」に登場する特徴的な振付について、サビの部分は“バイーンダンス”、全員で飛ぶところは“レインボージャンプ”、間奏部分は“ゾンビウォーク”と名付けられたことが明かされた。

最後の挨拶では、TOMOが「ISSAくんは22年、僕らは11年やってて、無駄なことは1個もなかったと思いました」と振り返り、YORIは「去年の今頃から考えたら信じられないくらいの速度でこのステージに立つことができました。それも本当に皆さんがここに来てくれたおかげです」と来場者に感謝。KENZOは「僕たちの長年の夢だった武道館が皆さんのおかげで叶うことができました。ここから先の夢は皆さんと一緒に、さらに高いところに目標を定めていきたいと思います」と決意を新たにした。

なお、ライブの開演前には記者陣を迎えた囲み取材も行われた。KIMIはこれから始まる日本武道館公演について「7人でこののステージに立てるというのは清々しい気分です。でもやることはいつも変わんないので、気持ちを引き締めていこうと思います」と答え、KENZOは「天井の国旗やセットを見たとき、夢みたいだと思いました。目をつむってパッと開けると現実に戻ってなくなってしまいそうな」と感慨深げにコメント。U-YEAHは初披露する「P.A.R.T.Y. ~ユニバース・フェスティバル~」について「新曲は底抜けに明るくて、DA PUMPらしさ全開」と説明し、「またバズればいいなあ」と語った。

TOMOは「P.A.R.T.Y. ~ユニバース・フェスティバル~」の「バイーンダンス」について「“ウォー”という動きがアメリカの若者の間ではやってて、それをサンプリングしました。志村けんさんのリスペクトも込めています」と解説。DAICHIはDA PUMPが映画「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」に出演していることについて「DA PUMPで培った演技力を全面に出してます」と自信を見せた。

そしてKENZOは「この7人で再出発したときから、日本武道館にISSAさんを立たせたい、そしてこの7人で同じ景色を見たいというのが夢の1つでした」と回想。最後にISSAが「最大限の感謝を込めて、遠慮せずいつもどおりの自分たちを出せればと思います」とワンマンへの意気込みを語った。