目指せ私立!インドの“お受験”戦争描く「ヒンディー・ミディアム」公開決定
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「ヒンディー・ミディアム」ポスタービジュアル
インドの受験戦争を描いた「ヒンディー・ミディアム」が9月6日より東京・新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開される。
デリーの下町で洋品店を営む夫婦が、娘を進学校に入れるため悪戦苦闘するさまをコミカルに描いた本作。「スラムドッグ$ミリオネア」「めぐり逢わせのお弁当」などで知られるイルファン・カーンが家族思いだがどこか抜けている父親ラージ・バトラ、本作が初のインド映画出演となったパキスタン出身のサバー・カマルが美しき教育ママ・ミータを演じた。
監督は「アショカ大王」「結婚の裏側」で知られるサケト・チョードリー。映画は2017年のインド年間興行収入でトップ10入りのヒットを記録し、カーンは国際インド映画アカデミー賞、スター・スクリーン・アワード、フィルムフェア賞で主演男優賞を獲得した。
タイトルの「ヒンディー・ミディアム」とは、ヒンディー語で授業を行うインドの公立学校のこと。対して、ラージとミータが娘ピアを入学させようとするのは、「イングリッシュ・ミディアム」と呼ばれる英語で授業を行う私立の名門校だ。映画は父親が学位しか持っていなかったため娘の入学を拒否された実話をもとに、ラージとミータと同じように高等教育を受けることができなかった親たちへのヒアリングを経て制作された。