「トイ・ストーリー4」監督が明かすボー・ピープ再登場の理由
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「トイ・ストーリー4」
ディズニー / ピクサーによる長編アニメーション「トイ・ストーリー4」より、監督を務めたジョシュ・クーリーのコメントが届いた。
本作で「トイ・ストーリー2」以来の再登場を果たす陶器人形のおもちゃ、ボー・ピープ。クーリーはその経緯を「もしウッディに『人生で思い出に残る瞬間は?』と聞いたら、きっと彼は『ボー・ピープと再会したとき』と答えると思ったんだ。ウッディにとってボーとの再会はとても重要な出来事の1つになると思ったから、また映画に登場させることを決めたんだよ」と説明する。
ウッディとボーは互いを気にかける関係だったが、「トイ・ストーリー3」でボーが突然姿を消し、ウッディは寂しそうな表情を見せていた。しかし本作で2人は再会し、ボーがいなくなってしまった理由も明らかになる。ウッディの人生の変化を描く際、離ればなれになってしまったボーの存在が重要な要素になると考えたクーリーは「『トイ・ストーリー3』でウッディはアンディと別れ、新しい持ち主ボニーの手元に渡った。それによってウッディやバズの状況は大きく変化し、新しい物語が始まることになる。そこで、ウッディ自身が変わる原動力になるのがボーの存在になると思った」と語る。
さらにクーリーは「ウッディにとってボーとの別れがいかにつらいことだったかが描かれる」と述懐。「運命の再会を果たした2人は、信じられない気持ちでいっぱいになる。ボーと再会したことによってウッディの人生が変わっていくさまが描かれるよ」と本作の見どころを説明した。
「トイ・ストーリー4」は、7月12日より全国ロードショー。
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