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『シャイニング』から40年後の物語 『ドクター・スリープ』ビジュアル&US版予告公開

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『ドクター・スリープ』 (c)2019 Warner Bros. Ent. All Right Reserved

スティーヴン・キング原作の『ドクター・スリープ』が、2019年冬に日本公開されることが決定。この度、“記号”だらけの謎めいたビジュアルとUS版予告映像が公開された。

1980年に、鬼才スタンリー・キューブリックによって映画化された『シャイニング』は、閉ざされた雪山のホテルで、狂気にとらわれた男ジャックとその家族に襲いかかる恐怖を描いた。後世のざまざまな作品に影響を与え、今なお観客を魅了し続ける金字塔的作品だ。近年スティーヴン・スピルバーグ監督作『レディ・プレイヤー1』でも引用され注目を集めるなど、映画ファンのマスターピースとなっている。今作『ドクター・スリープ』では、その惨劇から生き残ったジャックの息子・ダニーの40年後が描かれる。

本作は、キングが2013年に発表した同名小説を基に、ユアン・マクレガーが、壮絶な過去を体験したダニーの40年後の大人になった姿を演じる。監督と脚本は、Netflixで配信されたキング原作の『ジェラルドのゲーム』でメガホンを取ったマイク・フラナガンが務める。

公開されたUS版予告編は、『シャイニング』で幼かったダニーが大人になり、“誰か”と黒板を通して会話をしているところから始まる。「ハロー」「おはよ」「学校」と他愛ないやり取りが続く中、ある夜、轟音で起こされたダニーが見つめる鏡の先には、“REDRUM”と謎の文字が浮かびあがる。

子供の声を察したダニーは、ある少女から「あなたも魔法を使えるの?」と尋ねられ、「この世は残酷で恐ろしい。僕らのような者は皆殺された」と意味深な言葉を口にする。そして、「子供の頃よく不思議なものを見た。僕はその力を魔法ではなく“シャイニング”と呼ぶ」と答える。連続して浮かび上がるダニーの記憶……雪に閉ざされた展望ホテル、その廊下で三輪車をこぐ幼き日のダニー、呪われた237号室、バスタブの老婆、血のエレベーター、不気味な双子の姉妹……すると突如、家が斜めに傾きはじめ、ダニーは家の中を滑り落ちる。“外”に放り出された彼が見つけたのは、“REDRUM”の文字が書かれ、破壊された扉。そこから中を覗きこむダニーは、一体何を見つけたのか。そして、この映像を観る者は何を見つけられるのか!? 何度も見直したくなる“記号”だらけの謎めいた予告編となっている。

あわせて公開されたビジュアルには、謎のメッセージ“REDRUM”のみが記されている。果たして“REDRUM”が示す不吉なメッセージとは何なのだろうか。さらに、タイトル等の文字が反転している。これもまた、何かを意味するのだろうか。この冬、世界は再び戦慄に包まれる。

『ドクター・スリープ』
今冬、全国公開予定