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「柴公園」渋川清彦、“愛犬”と触れ合いながら「続編ぜひやりたい」

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「柴公園」初日舞台挨拶にて、左から水野勝、大西信満、渋川清彦、ドロンズ石本、桜井ユキ、綾部真弥。背景は佐藤二朗のVTR映像。

「柴公園」の初日舞台挨拶が、本日6月14日に東京・シネマート新宿で行われ、キャストの渋川清彦、大西信満、ドロンズ石本、桜井ユキ、水野勝(BOYS AND MEN)、監督の綾部真弥が登壇した。

本作は、柴犬を連れた“おっさん”3人が公園に集い、無駄話を繰り広げるさまを描いたドラマ「柴公園」の劇場版。“あたるパパ”役の渋川は「こんばんワン!」と本作のイベントで定番となった挨拶を披露する。続いてキャストのみならず綾部も照れながら同様の挨拶をし、和やかな雰囲気で舞台挨拶が始まった。

大勢の観客を見渡し、渋川は「初日はお客さんが入ってますけど、ここから続いてほしいです。応援よろしくお願いしますワン!」と再び犬になりきって呼びかける。“さちこパパ”役の石本は、“あたるパパ”と“ポチママ”の関係性に触れながら「動物がいるからこそ人間が半歩前進できる、素晴らしい作品になっています」とアピール。“じっちゃんパパ”役の大西は「日が昇ると同時に撮り始めて、日が暮れたら終わって、酒も飲まず……。今の不摂生な暮らしから考えると、戻れるものなら健康的な生活に戻りたい(笑)」と撮影の日々を振り返った。

舞台挨拶では、キャストの佐藤二朗によるメッセージ映像の上映も。本作に「幼獣マメシバ」シリーズから佐藤演じる芝二郎と豆柴の一郎コンビが登場しており、佐藤は“先輩”として登壇者たちにアドバイスを送る。舞台挨拶のフォトセッションで、犬をおとなしくさせながら撮影する方法として「ジャーキー、ジャーキーあげるから……」と唱えるコツを伝授し、観客には「ゆっくり皆さんのお話と映画を楽しんでいってください」と語りかけた。

そして渋川らはいったんステージを去り、劇中で飼い犬となった柴犬たちを連れて再び現れる。“謎の男”役の水野だけ飼い犬がおらず、共演者たちが犬とたわむれるさまを見ながら「次回作があれば僕も犬を飼う設定にしてほしい!」と綾部に懇願。渋川らがわんぱくな犬たちに振り回される姿を横目に、“ポチママ”役の桜井は「ポチはこの中では一番歳上の14歳。おばあちゃんなんです。自分を犬だと思ってなくて、人間らしいワンちゃんです」と“愛犬”を愛しげに紹介した。

最後に渋川は「続編をやってみたいなと。いろんな犬を見られるし、自分もまた(あたる役の)喜(きい)くんと接することができるので。ぜひやりたいです」と期待を込める。 犬になつかれているキャスト陣を見ながら、綾部は「こういう優しい空気の中で撮影していました。犬と一緒に遊んだりしながら撮った空気感が映画の中に出ていると思います」と語った。

(c)2019「柴公園」製作委員会