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ブルーエゴナク「ROMEO AND JULIET」開幕、「劇場でしか出会えない作品に」

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ブルーエゴナク「ROMEO AND JULIET」より。(撮影:藤本彦)

ブルーエゴナク「ROMEO AND JULIET」が、昨日6月14日に福岡・北九州芸術劇場 小劇場で開幕した。

穴迫信一が作・演出を手がける本作では、ウィリアム・シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」が、現代を舞台にした長編モノローグ作品として再構築される。初日を終えた穴迫は、「全てを聞き取り全ての意味を理解するのは不可能に近いと思います。しかし、そこに必然があったのも事実です。なぜならそれは、シェイクスピア作品の寛容さに引き出された、自身の内側と外側の真実に依るものだと感じているからです」「劇場でしか出会えない作品が完成したという自負があります」と手応えを語った。

公演は明日6月16日まで。

穴迫信一コメント

無事初日があけました。
今作は「ロミオとジュリエット」の全編を書き換え、再構成した作品です。
台詞ともリリックともポエムともつかない言葉を、とにかく書き続けました。
全てを聞き取り全ての意味を理解するのは不可能に近いと思います。
しかし、そこに必然があったのも事実です。なぜならそれは、シェイクスピア作品の寛容さに引き出された、自身の内側と外側の真実に依るものだと感じているからです。

普段とは違う、特別な時間を過ごすための場所として劇場があるとするならば、
この「ROMEO AND JULIET」の言葉たちとどう向き合ってもらえるか。
いいや向き合えないことも含めて、劇場でしか出会えない作品が完成したという自負があります。

一人で多くの方のご来場を、心よりお待ちしております。

ブルーエゴナク「ROMEO AND JULIET」

2019年6月14日(金)~16日(日)
福岡県 北九州芸術劇場 小劇場

原案:ウィリアム・シェイクスピア「ロミオとジュリエット」
作・演出:穴迫信一
出演:平嶋恵璃香、鈴木隆太、中川裕可里、脇内圭介、高山実花、中村幸、姉川華