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「ダンスウィズミー」上海映画祭で上映、三吉彩花がダンスで観客沸かせる

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ナタリー

左から三吉彩花、矢口史靖。

「ダンスウィズミー」が6月15日に第22回上海国際映画祭のガラ部門でオープニング上映され、主演を務めた三吉彩花と監督の矢口史靖が舞台挨拶に出席した。

本作は、“音楽を聴くと歌って踊らずにいられない体”になってしまったOL・鈴木静香を主人公とするミュージカルコメディ。三吉は「ニーハオ、三吉彩花です」と中国語を交えながら挨拶し、「こんなに素敵な場所に自分が立っていることが信じられません」と同映画祭への出席を喜ぶ。矢口は“突然歌ったり踊ったりする”ミュージカル作品に違和感を抱いていたと明かし、「ミュージカルのルールというものを壊して、真っ向勝負を挑んだ作品です」と作品への思いを語った。

自身がヒロインに選ばれるとは思っておらず、プレッシャーから撮影中は逃げたいと感じていたという三吉。彼女は「皆さんから温かい拍手をいただけて、がんばってきてよかったと思います」と心境を述べる。そんな三吉のオーディション時の姿を矢口は「おそらく緊張していたためずっと仏頂面でした」「歌とダンスが始まると、別人のように華やかな印象に」と回想。そして「彼女(三吉)でなければ、この映画は成立しなかったし、静香もこんなに魅力的なキャラクターにならなかった」とたたえた。

イベントでは、6月18日に23歳の誕生日を迎える三吉へバースデーソングのプレゼントが。予期せぬ出来事に驚く三吉に矢口が「音楽がかかったら映画の中だったら、踊り出さないと!」と声をかけると、三吉はすかさずくるりと回って見せて観客を大いに沸かせた。

「ダンスウィズミー」は、8月16日より全国でロードショー。なお第22回上海国際映画祭は6月24日まで開催される。

※記事初出時より画像を6点追加しました

(c)2019「ダンスウィズミー」製作委員会