アンジェリーナ・ジョリー絶賛「風をつかまえた少年」の場面写真が一挙解禁
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「風をつかまえた少年」新場面写真 (c)2018 BOY WHO LTD / BRITISH BROADCASTING CORPORATION / THE BRITISH FILM INSTITUTE / PARTICIPANT MEDIA, LLC
「それでも夜は明ける」の主演俳優キウェテル・イジョフォーによる初長編監督作「風をつかまえた少年」。本作の場面写真および本ビジュアルが解禁となった。
2001年に大きな干ばつが襲ったアフリカ・マラウイを舞台とする本作。飢餓による貧困のため通学を断念した14歳の少年ウィリアム・カムクワンバが、図書館で出会った1冊の本をもとに独学で風力発電を作り上げ、家族と自身の未来を切り開いていく物語だ。カムクワンバによる原作本「風をつかまえた少年」は世界23カ国で翻訳された。
本ビジュアルと場面写真は、本日6月16日が「アフリカの子どもの日」であることにちなんで解禁されたもの。マックスウェル・シンバ扮するウィリアムの笑顔あふれる姿や、イジョフォー演じる父トライウェルら家族とそろって空を見上げる様子など、劇中のさまざまなシーンが切り取られている。
2月に米ニューヨークで行われた試写会には、イジョフォー、カムクワンバ、そしてアンジェリーナ・ジョリーが登壇した。UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)特使を務め、アフリカの飢饉への支援も訴えるジョリーは6人の子供たちといち早く鑑賞。上映後のトークセッションでは「物語に引き込まれて、ウィリアム役の少年が愛おしくなった。それに1つひとつのシーンから音楽まで、非の打ちどころのない出来だったわ」と本作を絶賛した。
「風をつかまえた少年」は、8月2日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。なお本作ではチャリティー企画として、未来を担う子供たちのために「一般財団法人あしなが育英会」の奨学金制度を通じて、有料入場者1名につき50円が寄付される。また7月11日から13日にはカムクワンバが来日する予定だ。
(c)2018 BOY WHO LTD / BRITISH BROADCASTING CORPORATION / THE BRITISH FILM INSTITUTE / PARTICIPANT MEDIA, LLC