役所広司、“ヒマラヤの鬼”演じた「オーバー・エベレスト」携え上海映画祭へ
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第22回上海国際映画祭に出席した「オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁」のスタッフ、キャスト。
日中合作映画「オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁」のキャストである役所広司、チャン・チンチュー、リン・ボーホン、製作を担当したテレンス・チャン、監督のユー・フェイが、去る6月15日と16日に第22回上海国際映画祭に参加した。
6月15日に行われたレッドカーペットイベントで、役所は「上海国際映画祭は、“待つ映画祭”だと聞いていましたが、今年はスムーズだったようです(笑)」と茶目っ気たっぷりにコメント。そして翌16日の記者会見では中国語を交えながら挨拶し、「これほどスケールの大きい作品は日本では体験できない。ぜひチャレンジしたいという気持ちで臨みました」とオファーを受けたときの心境を明かした。
本作は、標高8848m氷点下50℃のエベレストで、“ヒマラヤの鬼”と恐れられる救助隊の隊長・姜月晟(ジャン・ユエチャン)らが72時間内にあるミッションを達成しようと奮闘するさまを描くスペクタクルアクション。姜を演じた役所は「私は隊長役ですが、わがままな隊員たちばかりで大変苦労しました。72時間苦労しっぱなしの映画です(笑)」とジョークを飛ばしながら自身の役どころを説明する。チャン・チンチューは「役所さんと組むのは、夢のコラボでした」と役所との共演に喜びの声を上げ、リン・ボーホンも「危険な場所で撮影をした役所さん、チャン・チンチューさんを本当に尊敬します!」と語った。
「オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁」は11月に全国ロードショー。
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