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井上真央と石井裕也が上海映画祭へ、ドラマ「乱反射」映画版の上映に喜び

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ナタリー

第22回上海国際映画祭に出席した石井裕也(左)と井上真央(右)。

ドラマ「乱反射」の映画版が、6月15日に第22回上海国際映画祭の「2019上海・日本映画週間」で正式上映され、キャストの井上真央と監督の石井裕也が登壇した。

2018年9月にメ~テレ開局55周年記念ドラマとして放送された「乱反射」は、貫井徳郎による同名小説を映像化したミステリー。ある事故に巻き込まれ最愛の息子を失った夫婦が真相を追ううちに、“小さな罪の連鎖”が明らかになっていく。妻夫木聡が息子を亡くした新聞記者・加山聡、井上がその妻・光恵を演じた。

約1000人収容の会場が満員となったこの日の上映会。井上は「大家好(こんにちは)。この作品は、たった1日、日本のテレビで放映されただけでしたが、こうして素晴らしい式典で多くの方に観ていただけて嬉しいです」と観客に語りかける。また上映後の質疑応答で、井上は妻夫木との初共演について「撮影が始まる前に、妻夫木さんと子供と一緒に、ピクニックなどして3人だけの時間を過ごしました」とエピソードを披露。井上と石井は、その後のレッドカーペットにも参加した。

なお、本作は香港でも2019年秋に公開決定。そのほかにも海外からの上映オファーが続いており、日本国内での興行も動き出す予定だ。

(c)メ~テレ2018