ウサ耳少女の苦悩と再生の物語、クリス・コロンバス製作「バーバラと心の巨人」公開
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「バーバラと心の巨人」ポスタービジュアル
「ハリー・ポッター」シリーズ2作で監督を務めたクリス・コロンバス製作による「I Kill Giants」が、「バーバラと心の巨人」の邦題で公開される。
巨人の存在を信じて疑わない、風変わりな少女バーバラを主人公とした本作。家族や学校の先生、初めて友達になった転校生のソフィアに「現実から目をそらすな」と言われる中、ついにバーバラの前に巨人が現れる。原作はクリエイター集団Man of Actionの1人であるジョー・ケリーと、日系イラストレーターのケン・ニイムラによるグラフィックノベル。家庭や学校生活における現実と、壮大なイマジネーションの世界を融合させた同作を「Helium(英題)」で第86回アカデミー賞短編実写映画賞を受賞したアンダース・ウォルターが映像化し、長編監督デビューを飾った。
バーバラを演じたのは「死霊館 エンフィールド事件」のマディソン・ウルフ。ほかにゾーイ・サルダナ、イモージェン・プーツ、シドニー・ウェイドらがキャストに名を連ねた。ポスタービジュアルにはウサギの耳と黒縁眼鏡が印象的なバーバラが空を見上げる姿が切り取られ、周りには巨人のシルエットや巨人を倒すための武器のイラストがあしらわれている。
「バーバラと心の巨人」は10月より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー。
(c) I KILL GIANTS FILMS LIMITED 2017