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あの一家が帰ってきた! ピクサー最新作『インクレディブル・ファミリー』が公開

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『インクレディブル・ファミリー』 (C)2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

ディズニー/ピクサーの最新作『インクレディブル・ファミリー』が本日から公開になる。2004年製作の『Mr.インクレディブル』に続く作品で、アメリカでは興行収入5億ドル超えを果たし、アニメーション作品史上歴代1位の成績をたたき出している。

本作の主人公は、驚異的なパワーを秘めながら表向きは穏やかに暮らしているパー家の人々。父親のロバートは怪力の持ち主“Mr.インクレディブル”で、母のヘレンは身体がゴムのように伸縮する“イラスティガール”。長女のバイオレットは透明になる能力があり、長男のダッシュはその名の通り、高速で走ることができる。生まれたばかりの赤ん坊ジャック=ジャックも未知の能力をもっているようだ。映画は前作の直後から始まり、一家は再び世界の危機と、家庭内のトラブルに立ち向かう。

1995年に初めて長編映画をリリースしたピクサー・アニメーション・スタジオは、オリジナル作品と人気作の続編をバランスよく発表しているが、注目したいのは続編制作のタイミングだ。スタジオの代表作『トイ・ストーリー』の2作目が公開されたのは、1作目の公開から4年後だが、3作目が作られるまでには2作目公開から11年かかった。

通常のスタジオであれば、ヒット作が誕生すると観客の熱が冷めないうちに続編を公開しようと躍起になるが、ピクサーは“続編に値するストーリーとタイミング”が来るまで制作を開始しない。そのため、『ファインディング・ニモ』と『ファインディング・ドリー』の間には13年の、『Mr.インクレディブル』と『インクレディブル・ファミリー』の間には14年のブランクがある。しかし、この期間にもシリーズの人気は衰えることなく、新規のファンも加わって、続編はどちらも大ヒット。公開時だけ盛り上がってパッと忘れ去られる映画ではなく、長年に渡って愛され続ける作品をリリースしてきたピクサーだから可能なスケジュールといえるだろう。

ちなみに現在、ピクサーは『トイ・ストーリー4』も制作中で、順調に制作が進めば、来年にはアメリカで公開になりそうだ。

『インクレディブル・ファミリー』
8月1日(水)より全国公開

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