高良健吾「アンダー・ユア・ベッド」舞台裏映像、廣木隆一と黒沢清のコメントも到着
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「アンダー・ユア・ベッド」新場面写真
高良健吾が主演を務める「アンダー・ユア・ベッド」のメイキング映像がYouTubeで公開された。
KADOKAWAとハピネットによる企画「ハイテンション・ムービー・プロジェクト」の第2弾となる本作。誰の記憶にも残らず存在を忘れられてきた孤独な主人公・三井直人が、11年前に人生で初めて自分の名前を呼んでくれた女性・千尋を追い、彼女をベッドの下からのぞき見するさまが描かれる。高良が三井を演じ「私は絶対許さない」の西川可奈子、「ガチ星」の安部賢一がキャストに名を連ねた。
メイキングには、三井がにこやかに坂道を登るシーンや、グッピーに餌をやるシーン、千尋を模したマネキンに香水を吹きかけるシーンなどの撮影風景を収録。終始無言ながらも集中して役に挑む高良の姿を確認できる。高良は、自身の撮影日でないときも現場に訪れるなど、作品へのこだわりを見せたという。撮影後に「三井をあの後もひきずっていて、友達から声小さっ!って言われました」と明かしている。
このたび、映画監督の廣木隆一と黒沢清から応援コメントも到着。「彼女の人生は間違いじゃない」で高良とタッグを組んだ廣木は「ベッドの下の健吾の眼差しは一つの答えを見つけ出す。時には戸惑い、悲しさに満ちている」と述べた。また、本作の監督・安里麻里の師である黒沢は「こんな二人が出会って、いいことなどあるはずがないと暗澹たる思いでいたら、いつの間にか何としても幸せになってくれと祈っていた。実に巧妙にできた極限のラブストーリーであった」と称賛している。
「アンダー・ユア・ベッド」は7月19日より東京・テアトル新宿ほか全国で順次公開。
※「アンダー・ユア・ベッド」はR18+指定作品
廣木隆一 コメント
他人の人生を覗く時、それは相手の人生に深く関わること。
ベッドの下の健吾の眼差しは一つの答えを見つけ出す。時には戸惑い、悲しさに満ちている。
黒沢清 コメント
とにかく、高良健吾の変質者ぶりと西川可奈子の薄幸ぶりが凄まじい。
こんな二人が出会って、いいことなどあるはずがないと暗澹たる思いでいたら、いつの間にか何としても幸せになってくれと祈っていた。
実に巧妙にできた極限のラブストーリーであった。
※記事初出時、人名に一部誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
(c)2019 映画「アンダー・ユア・ベッド」製作委員会