岩井ジョニ男「反対されると燃え上がる」恋愛観や夫婦円満の秘訣
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映画「追想」の公開記念トークショーに登壇した(左から)村上佳菜子、イワイガワ岩井ジョニ男。
映画「追想」の公開記念トークショーが昨日7月25日に東京・神楽座にて行われ、イワイガワ岩井ジョニ男とプロフィギュアスケーターの村上佳菜子がゲストとして登壇した。
「埼玉のリサイクルショップで買った」というスーツを着て姿を見せたジョニ男は「ナイストゥーミチュー」と挨拶したあと、村上と握手するかと思いきや、指を立てて「東急ハンズ!」とギャグを発して会場の笑いを誘う。「追想」に若い男女の恋が描かれていることから、村上への恋のアドバイスを求められると、ジョニ男は「女性は海で、男性は船みたいなものが恋愛だと思います。翻弄されるのが恋愛の醍醐味。波を立てたり、時には凪になって『あれ? どうしたのかな?』と思わせたり」と恋愛観を語る。さらにジョニ男は村上に「愛されたい? 愛したい?」と尋ねて「愛されたいです」と即答されると、「じゃあ、私みたいなおじさんが一番いいんじゃないでしょうか?」とアドバイスにかこつけて自らをアピールした。
来年結婚20周年の既婚者で高校生の娘を持つ父親でもあるジョニ男は、夫婦円満の秘訣を尋ねられると、「とにかく気を使って『親しき中にも礼儀あり』で挨拶をちゃんとする。なあなあにならない。それくらいの距離感のほうがいいです」と答える。また妻と付き合っている当時、自身の父親とケンカになったというジョニ男は「嵐の夜に駆け落ちしました。そのまま家出して10年付き合って結婚して今に至ります。反対されると燃え上がるんですよ」と語った。
「追想」のタイトルにちなみ、ジョニ男が「妻のお義父さまは結婚する前に亡くなってしまったんですが、1回だけ飲んだことがあって、レモンサワーセットをふるまってくださった。今でも妻がその味を引き継いで出してくれる。お義父さんを思い出して飲んでいます」と追想する場面も。ジョニ男はこのイベント中、昭和風のギャグを挟みつつ、しみじみと聞き入らせるトーク術で観客の心をつかんだ。ドミニク・クック監督、シアーシャ・ローナン主演の「追想」は来月8月10日(金)に東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国の劇場で上映される。