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シシド・カフカ、茂木欣一、金子ノブアキら「el tempo」で一夜限りのリズムセッション

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シシド・カフカ

シシド・カフカ主催のイベント「el tempo」が6月15日に東京・恵比寿ザ・ガーデンルームにて行われた。

昨年10月に続いての開催となる「el tempo」は、シシドがハンドサインを繰り、奏者に指示を出しながら即興演奏を展開していくセッションイベント。この日はIZPON、岩原大輔、歌川菜穂(赤い公園)、岡部洋一(ROVO)、金子ノブアキ(RIZE)、ケイタイモ(WUJA BIN BIN)、KENTA(SPYAIR)、Show(Survive Said The Prophet)、はたけやま裕、MASUO(BACK DROP BOMB、PONTIACS)、茂木欣一(東京スカパラダイスオーケストラ)、芳垣安洋(ROVO、Orquesta Libre、Orquesta Nudge! Nudge!)が参加した。

開演時間を迎えると、ステージに1人ずつ演者が現れ、それぞれの楽器を鳴らす。最後にシシドが拍手を浴びながら登場し、手を振り上げセッションを開始した。彼女の指示で、演者が奏でる音色とリズムはひとつになり、独特のグルーヴが生み出されていく。その後はシシドの手の振りに合わせてテンポが緩やかになったり、指の本数に合わせてリズムが繰り返されたり、目線を受けた奏者だけが違う音を奏でたり、さまざまなパフォーマンスが観客を魅了した。20分におよぶ最初のセッションが終わったあと、間もなく2回目のセッションへ。今度は演奏中にコンダクターがシシドから金子に交代する場面があったほか、楽器の奏者が交代するなど最初のセッションとは異なるステージが展開された。

また最後のセッションではシシドが奏者それぞれの個性を引き出す場面を作りながら、観客を巻き込んだパフォーマンスを披露。最後に演者全員の鳴らす音がひとつになった瞬間、シシドが終わりを告げるように手をひと振りする。すると客席から大きな拍手が沸き、彼女は笑顔で「ありがとうございました」と挨拶して舞台をあとにした。その後、アンコールに応えて再登場したシシドは、10月14日に次の「el tempo」の開催が決定したことを発表して観客を喜ばせた。

高崎音楽祭 el tempo (エル・テンポ) directed by KAVKA SHISHIDO & SANTIAGO VAZQUEZ

2019年10月14日(月・祝)群馬県 高崎芸術劇場 スタジオシアター
[昼公演]OPEN 13:30 / START 14:00
[夜公演]OPEN 18:00 / START 18:30