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マジンガーZの格納庫を作る?高杉真宙主演「前田建設ファンタジー営業部」映画化

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「前田建設ファンタジー営業部」

高杉真宙主演で「前田建設ファンタジー営業部」が実写映画化。ヨーロッパ企画の上田誠が脚本、「映画 賭ケグルイ」の英勉が監督を担当する。

「前田建設ファンタジー営業部」は、実在の企業・前田建設工業が2003年から連載しているWebコンテンツ。アニメ、マンガ、ゲームといった空想世界に存在する特徴ある建造物を現状の技術および材料で建設するとしたらどうなるかを、工期や工費を含め真面目に検証する企画だ。2004年には幻冬舎より書籍化され、2012年には文庫も発売。その後もシリーズとして「銀河鉄道999」高架橋編、「機動戦士ガンダム」地球連邦軍ジャブローを創ろう編を発表している。

映画では、記念すべき検証第1弾「マジンガーZ 地下格納庫編」が題材に。舞台は、バブル崩壊後の経費削減にあえぎ、先行きに不安を抱えている2003年の建設業界だ。物語は広報グループ長が、アニメ「マジンガーZ」に登場する地下格納庫兼プールの建設依頼を受けたという体で、建設を検証するWeb連載をやろうと発案したことから展開していく。最初は嫌々ながらプロジェクトに携わっていた若手社員の土井航が、社内外の技術者たちの熱意を目の当たりにし、“無意味”だと思っていた業務に本気で取り組んでいくさまが描かれる。

すでに撮影を終えている土井役の高杉は「どんな作品になるのか今までで一番予想つかないなぁ。と思っていたんですけど確実に素敵な作品になっていると思います。夢を見させてくれる、思い出させてくれる映画なんじゃないかなぁと思うので、沢山の方に観ていただきたいです」と語っている。上田、英によるコメントは下記の通り。

「前田建設ファンタジー営業部」は2020年に全国ロードショー。

高杉真宙 コメント

マジンガーZ、ではないその格納庫を作る為に皆が奮闘する話。そんな、なかなかないお話がまずは単純に面白い!と思いました。周りの皆さんはかなり濃いのでそこに巻き込まれながら自分は自分のキャラクターをブレさせないように。と演じていきましたが、特にファンタジー営業部のメンバーの皆さんは強烈で毎日の撮影が戦いだった気がします笑。すごくちぐはぐで撮影している時は映画っぽくないなぁ。どんな作品になるのか今までで一番予想つかないなぁ。と思っていたんですけど確実に素敵な作品になっていると思います。夢を見させてくれる、思い出させてくれる映画なんじゃないかなぁと思うので、沢山の方に観ていただきたいです。

上田誠 コメント

世の中にニッチな映画は数あれど、マジンガーZの格納庫を建設する、しかもWeb上で、ということを描いた映画はちょっとすごいな、と思っています。原作はそしてお堅いゼネコンなイメージの前田建設さんで、その持ち前の誠実さと技術の確かさと意欲とで、そこのところが執拗に丹念に描かれています。なのでこの映画でもそれをしたつもりです。ファンタジー営業部の「本当」がそこにあると思ったから。本当がひとつあれば強くて、あとはのびやかに書きました。知略あり甘酸っぱさあり妄想ありダムへの詩情ありの、青春を過ぎた青春映画です。

英勉 コメント

これは夢のお話だと思っています。大人の夢、子供の夢、仕事への夢、マジンガーZへの夢。観て頂く皆さんにも、いろんな夢がご自分の近くにもあるんだと思ってもらえれば幸いです。色々タダでは済まさない仕掛けを用意してます。が、お手柔らかにお願いします。

(c)前田建設工業株式会社/Team F (c)ダイナミック企画・東映アニメーション