温泉ドラゴン「渡りきらぬ橋」開幕、シライケイタ「大いなる挑戦を見届けて」
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温泉ドラゴン 第13回公演「渡りきらぬ橋」より。(撮影:宿谷誠)
温泉ドラゴン「渡りきらぬ橋」が、本日6月21日に東京の座・高円寺1で開幕する。
脚本を原田ゆう、演出をシライケイタが担当する本作では、明治時代の後半から昭和初期に活躍し、女性の地位向上に奔走した女流劇作家・長谷川時雨の半生が、男性キャストのみで描かれる。
開幕に際してシライは、「女性の地位向上、権利獲得に尽力した女性たちの女性たちによる女性たちの芝居を、全員男性キャストで演じたらきっと面白いものになる、という直感だけでスタートしました。稽古に入ってから七転八倒。女形はもちろん、着物を着たことすらない俳優たちと共に、話し、苦しみ、悩み、探しながら作りました」と稽古を振り返り、「我々の大いなる挑戦を見届けて頂けたら嬉しいです」と観客にメッセージを送っている。
上演時間は約1時間55分。公演は6月30日まで。
温泉ドラゴン 第13回公演「渡りきらぬ橋」
2019年6月21日(金)~30日(日)
東京都 座・高円寺1
脚本:原田ゆう
演出:シライケイタ
出演:阪本篤、筑波竜一、いわいのふ健 / 小嶋尚樹、内谷正文、成田浬、内田健介、カゴシマジロー、蓉崇、浅倉洋介、東谷英人、林明寛、祁答院雄貴、阿岐之将一