伊東健人のナレーション収めた「風をつかまえた少年」予告、アフリカの実話を映画化
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「風をつかまえた少年」ポスタービジュアル
世界23カ国で翻訳された同名ベストセラーを映画化した「風をつかまえた少年」の予告編がYouTubeで公開。同映像のナレーションを声優の伊東健人が担当している。
本作は、「それでも夜は明ける」の主演俳優キウェテル・イジョフォーの初監督作品。飢餓による貧困のため通学を断念した少年ウィリアム・カムクワンバの実話をもとに、イジョフォーが脚本も担当した。2001年に大きな干ばつが襲ったアフリカ・マラウイを舞台に、ウィリアムが図書館で出会った1冊の本をもとに独学で風力発電を作り上げ、家族と自身の未来を切り開いていくさまが描かれる。
映像には、マックスウェル・シンバ演じるウィリアムが、風車を作り上げようと試行錯誤する姿や、イジョフォー扮する父に「いつまで遊んでいるつもりだ! 耕せ!」と突き飛ばされてしまう場面などを収録。終盤には、あきらめないウィリアムの行動に、周囲の人々が動かされていく様子も切り取られた。
「風をつかまえた少年」は、8月2日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。なお本作ではチャリティ企画として、未来を担う子供たちのために「一般財団法人あしなが育英会」の奨学金制度を通じて、有料入場者1名につき50円が寄付される。
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