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太田基裕が掘り下げる“語られなかった”ストーリー、「囚われのパルマ」開幕

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舞台「囚われのパルマ ―失われた記憶―」より。

舞台「囚われのパルマ ―失われた記憶―」が、昨日6月22日に大阪・サンケイホールブリーゼで開幕した。

「囚われのパルマ」は、2016年8月よりCAPCOMから配信されているスマートフォン用の“体感恋愛アドベンチャーゲーム”。舞台版となる本作では、主人公ハルトがユーザーである“あなた”に出会うまでの、原作ゲーム本編では語られなかったストーリーが描き出される。

開幕に際してハルト役を演じる太田基裕は、「ゲームをやったことがない方にも、ぜひやってみたいと思っていただけるようにがんばっていきたいと思います」と意気込みを語っている。

大阪公演は本日6月23日まで。その後、本作は6月27日から30日まで東京・シアター1010にて上演される。

太田基裕コメント

今回の物語は、ゲームのビハインドストーリーとなっており、ハルトという人物がどのような環境で、どのような人生を歩んできたのか、そういった部分にスポットを当てながら進んでいきます。ゲームをやったことがない方にも、ぜひやってみたいと思っていただけるようにがんばっていきたいと思います。

前島亜美コメント

私は、もともとゲームを知っており、周りでもとても人気がある作品だったので、携わらせていただけてすごく嬉しいです。原作の物語もとても繊細で美しいですが、舞台も細かく丁寧にお芝居を作れた現場でした。ファンの方は、どう舞台化するんだろう?思われたかもしれませんが、初めて見る方にも、原作ファンの方にも楽しんでいただける舞台になったんじゃないかと思います。それから、製薬会社の話なので、実験や開発をする時の動きも、ひとつひとつ考えて作ってきました。ぜひ、細かな手の動きなどにも注目してほしいです。

悠未ひろコメント

ゲームという平面のものを、生身の人間が演じることで立体化させていく作業が、難しくもあり、楽しくもある稽古でした。台本上だけでは読み込めない部分もたくさんあり、キャスト同士で話し合い、芝居をぶつけ合って、みんなで助け合いながらセッションする濃い稽古場でした。この物語に生きた人間が魂を吹き込んだ時どうなるのか、楽しんでいただけたらと思います。

村上幸平コメント

僕が演じるのは、ハルトと同じ研究所の先輩研究員で、ゲームには出てこないオリジナルキャラクターです。原作のファンの方にも愛してもらえるように、空気感を壊さぬように、かつ、良いスパイスになれたらいいなと思っております。稽古の中では、製薬会社での動きをなるべくリアルに見せようと時間をかけてきました。しゃべっている人の後ろにも、注目していただけたらと思います。

間慎太郎コメント

僕も舞台のオリジナルキャラクターで、ものすごく出世欲の強い政治家の役なんですが、本当の僕とは真逆です(笑)。演出のカリニカさんと、とにかく悪く、とにかく強く、ということを追求してきました。お客様が見て「こいつすごいな、なんちゅうバイタリティや!」と思ってもらえるように稽古をしてきましたので、そこをぜひ見てください。

石橋徹郎コメント

ビハインドストーリーの中には、ハルトだけでなく、ハルトの周りにいる人間の物語もたくさん絡んできます。それによって、ハルトというキャラクターがより人間味を増しているのではと思います。人間の身体を通すことで伝わる熱、生まれる感情があり、ゲームの登場人物が間違いなく“ここに実在する”ことを僕らが伝えることで、よりゲームを身近に感じてもらえる舞台にしたい。見に来てくださる皆さんに、それが少しでも伝わって、一緒に劇場で楽しんでいただけることを願っています。

舞台「囚われのパルマ ―失われた記憶―」

2019年6月22日(土)・23日(日)
大阪府 サンケイホールブリーゼ

2019年6月27日(木)~30日(日)
東京都 シアター1010

原作・監修:カプコン
脚色・演出:カニリカ
出演:太田基裕 / 前島亜美 / 悠未ひろ、村上幸平、頼経明子、清水一希、瑛、青地洋、愛純もえり / 間慎太郎、山岸拓生 / 石橋徹郎

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