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錦織一清が送る“極上エンタテインメント”開幕、カラム「1番の自信作」

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左から今井稜、SHUN、碕理人、米原幸佑、カラム、加藤良輔、三浦海里、矢内康洋、錦織一清。

「GRIEF7」が本日7月26日に東京・俳優座劇場で開幕。これに先駆け本日、同会場にて出演者たちが意気込みを語った。

原作を小説「竹久夢二のすべて」「猫と裁判」で知られる野村桔梗、演出を錦織一清、脚本を三浦香が手がける本作は、“この世”と“人の闇”に焦点を当てたミュージカル。アメリカ・ロサンゼルス近郊を舞台に、7つの大罪をモチーフとしたストーリーが、とある牢獄で出会った男たちによって紡がれる。

取材には、カラム、碕理人、SHUN、三浦海里、加藤良輔、米原幸佑、今井稜、矢内康洋、そして錦織が登壇。錦織は「初日が開いた瞬間から、演出家っていうのはいらない人間になるんですけど」と笑いながら、「今日ゲネを観て、俳優たちにちゃんとバトンが渡せたかなと思いました。お客さんが入れば、さらにこの作品はすくすく育っていくんじゃないかな」と期待を寄せた。

三浦は「僕は顔が弱そうに見えるので肩パットを入れてるんですけど、肩パットに頼らなくてもいいような男になれるよう、精一杯がんばりたいと思います」と目標を掲げ、SHUNは「みんなで一緒に作り上げてきたこの作品。お客様にもこの作品を愛してもらえるよう、全力で挑みたいと思います」と気合十分な様子を見せた。

続いて「お話自体はすごく重たいんですけど」と前置きした碕は、「笑いやダンスや歌が入っていたりと、錦織さんの演出で極上のエンタテインメントになっていると思います」と作品をアピール。加藤は「いい緊張感を皆でしっかり繋いで、ラストまでいけたらいいなと思います」と意気込み、米原は「脚本や演出や音楽、豪華スタッフ陣が集結してくれたこの作品の中で、恥じないパフォーマンスをキャスト一同がんばっていこうと思います」と真摯に語った。

最後に挨拶をしたカラムは、「言葉のことで僕なりに大変なこともあったけど、皆さんに助けてもらいながら、素敵なミュージカルに出演することができてとてもうれしい」と言葉に力を込める。そして「今までいろんな舞台をやってきましたけど、稽古もしっかりできたので、1番自信のある作品になりそう。今日からスタートしますが、たくさんのお客さんに早く観せたいなという気持ちです。素敵な作品になるように、力を合わせてがんばりたいと思います」と述べ、取材を締めくくった。

上演時間は約1時間40分。公演は7月31日まで。なお本作のDVDとCDが、来年2019年1月30日に発売されることも決定した。

「GRIEF7」

2018年7月26日(木)~31日(火)
東京都 俳優座劇場

原作:野村桔梗
脚本:三浦香
演出:錦織一清
出演:カラム、碕理人、SHUN、三浦海里 / 加藤良輔 / 米原幸佑 / (以下Justcrew)今井稜、矢内康洋

(c)2018CLIE/G7