TOTALFAT、石巻のスケートパークへのメッセージ込めた新曲リリース
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TOTALFATが明日7月27日に新曲「Seeds of Awakening」を配信リリースする。
この曲は宮城県石巻市のスケートパーク・Oneparkと、そこでスケートボードを楽しむ子供たちへの思いを込め、Shun(Vo, B)が書き下ろしたナンバー。東日本大震災を経て「子供たちが笑える場所を作りたい」として石巻のスケーターたちによって立ち上げられたOneparkだが、2017年夏より消防法などの規制により閉鎖され、現在は再開を目指しての署名活動が行われている。
Shunはこの曲について「東北でも他のどの地域でも、壁にぶち当たったりピンチに陥っている人たちは必ずいて、そこで戦っている人たちの力になれるように書いた『Seeds of Awakening』。ここからもっと皆で音楽でリンクし気づきあって、未来をつくっていこう」とコメント。楽曲の配信後には、Oneparkの代表者・勝又秀樹氏やパークに通っていた子供たちが出演するミュージックビデオの公開も予定されている。
Shun コメント
この曲は、宮城県石巻市にあるスケートパーク“Onepark”と、そこでスケートライフを送っている子供たちへの想いを込めて書きました。“Onepark”とは震災直後、地元石巻のスケーターが「子供たちが笑える場所を作りたい」と立ち上がり、ボロボロに壊れた水産加工食品倉庫を自分たちの手で修復・改造してできたパークです。
ところが、消防法等の事情によってOneparkは2017年夏に運営できない状況に陥ってしまい、今も休止・閉鎖中です。
今年の4月にパークを再開させるべく署名活動を皮切りに動き出したOnepark代表:ヒデさんを東京に呼んで、夜通し話し合いました。
「ローカルの俺たち自身が目を覚まして立ち上がらなきゃいけないんだ。だから、クラウドファンディングじゃなくて、署名なんだ。」
あの夜ヒデさんが言ったこの言葉に全てが詰まっています。
「与えること」と「もらうこと」に満足するんじゃなくて、一人一人が自分の意思と力で立ち上がって、立ち上がったもの同士がリンクして、一緒に考えて、クリエイトしてこれからのローカルの未来を作っていくんだと気づかされました。
あの夜ヒデさんと話した言葉の中から歌詞を紡ぎ、メロディーに乗せてできたのがこの曲「Seeds of Awakening」です。
イントロで流れる“Awakening”の声は、現地石巻で出会ったスケーターキッズと先生たちの声を録音したもので、この声の主たちが曲の主人公「Seeds of Awakening = 覚醒の種たち」です。
東北でも他のどの地域でも、壁にぶち当たったりピンチに陥っている人たちは必ずいて、そこで戦っている人たちの力になれるように書いた「Seeds of Awakening」。ここからもっと皆で音楽でリンクし気づきあって、未来をつくっていこう。