タイムループだからやりたい放題? 『ハッピー・デス・デイ』監督インタビュー映像
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6月28日公開の『ハッピー・デス・デイ』より、クリストファー・ランドン監督のインタビュー映像が公開された。
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本作は、『パラノーマル・アクティビティ』シリーズのブラムハウス・プロダクションズ製作のタイムループホラー映画。2017年に全米で公開され、無名のキャスト&監督にもかかわらず『ブレードランナー2049』を押さえ、初登場No.1を獲得した。
シリーズの主人公・女子学生ツリーを演じるのは、『ラ・ラ・ランド』や『500ページの夢の約束』のジェシカ・ロース。自己チューで超ビッチな女子大生を演じ、迫りくる恐怖に顔を歪める熱演を見せる。そしてツリーにタイムリープの秘密を打ち明けられ協力するカーター役を、ソフィア・コッポラ監督『ブリングリング』のイズラエル・ブルサードが演じる。監督・脚本を務めたランドンは、過去に『パラノーマル・アクィビティ 呪いの印』を手がけている。
公開された映像では、ランドン監督が「女子大生が誕生日に殺されるのがタイムループするんだ。何度も何度もループするので、自分で解決しないといけない」と、今作の設定について語る。主人公のツリーは、「彼女は典型的な派手な女子大生だ。とても表面的で、容姿や見た目ばかり気にする。でも本当の彼女は違うというのも段々と分かるよ」と付け加える。
また、本作の肝となるタイムループ要素については「リセットできるから好き放題やるんだ。髪色をド派手なピンクにしたり、大学内を裸で歩いたり、好きなだけ食べたり、ループを楽しみ始めるんだ」と話していることから、タイムループものならではの楽しいシーンもあることが伺える。そして今作の特徴については、「クレイジーでバイオレンスで(笑)怖いけど面白い映画だよ!」と、笑いを交えながらも自信満々に今作のカオスさを印象付けた。
最後に『ゲット・アウト』や『ハロウィン』に続き今作『ハッピー・デス・デイ』も生み出した“恐怖の工場”ブラムハウス・プロダクションについて聞かれると、「ホラー映画が多いけれど、本当に面白いよ。社会を映し出しているし、素晴らしい製作会社だと思う」と称えた。(リアルサウンド編集部)