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「ペット2」宮野真守が「別の役で返り咲きました」、伊藤沙莉はオファー間違い懸念

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左から宮野真守、伊藤沙莉、永作博美、設楽統、日村勇紀、佐藤栞里、内藤剛志。

「ペット2」の日本語吹替版完成会見が本日6月24日に東京のザ・ペニンシュラ東京で行われ、吹替キャストであるバナナマンの設楽統と日村勇紀、佐藤栞里、永作博美、内藤剛志、伊藤沙莉、宮野真守が登壇した。

本作は、飼い主が留守にしている間の動物たちの行動をユーモラスに描くコメディ。設楽はテリア混ざりの雑種犬マックス、日村は大型犬デューク、佐藤はマックスとデュークの飼い主ケイティ、永作は猫のクロエ役で続投する。また、宮野は悪徳サーカス団の団長セルゲイ役、内藤は農場犬のルースター役、伊藤はシーズーのデイジー役にキャスティングされた。

トークセッションが始まると、設楽がまず「栞里ちゃんにずっと飼ってもらってるっていうのはうれしい」と話し、笑みをこぼす。一方、今作で母となったケイティを演じた佐藤は「母性をどう加えたらいいんだろうと思ったんですが、マックスとデュークと息子のリアムがものすごく可愛くて、自然と母性が漏れました。お二人(設楽と日村)のおかげで母になれました(笑)」と絆が深まった様子を見せた。マックスのよき相棒デュークを演じた日村は「(前作では)マックスとはギスギスしていたし、性格もちょっとねじまがったワンちゃんだった。でも2までの3年間でものすごい丸くなっていて、もう別の犬みたい(笑)」と新たな魅力をアピールする。

前作で鷹のタイベリアス役、今作でセルゲイ役を務めた宮野は「今回タイベリアスが出ないということでお役御免になるかと思いきや、別の役で返り咲きました。ビジネスチャンスをつかみました」とオファーへの喜びをにじませる。永作から役作りについて質問されると、「もともと(オリジナル版で)演じている方がロシア訛りでちょっと英語も片言だったので、ちょっと巻き舌にしたりしていったら、だんだん悪人っぽい声になっていきました。この声でずっと続けるのは大変だったので、終わった頃には声がかれてしまって」と苦労話も飛び出した。

永作は自身が担当したキャラクターについて「相変わらずマイペースですね。ツンデレ具合も変わらずで自分の道を生きてました。映画後半、みんなで戦いに行くところに混じってはいるんですけど、声を出すところがなかったです」とほほえみ、キャスト陣の笑いを誘う。

前作の大ファンだったという伊藤は「最初にデイジーの役でオファーを受けたときに、デイジーの見た目がすごく可愛らしいので間違いじゃないかなと。おばあちゃんの役とかじゃなくていいのかなって思いました(笑)。でもアメリカ版もちょっとしゃがれた声で……」と出演のいきさつを明かした。すると、設楽が伊藤の素顔を「激辛好きで、タバスコ飲むくらい好きなんだよね? 夢がチョコフォンデュじゃなくて“タバスコフォンデュ”で、(共演した)番組の中で叶えたりしましたよね」と暴露する一幕も。

また、オリジナル版ではハリソン・フォードが演じるルースターに声をあてた内藤は、フォードの演技について「演出なのかくせなのか、ため息をつかれるんですよ。日本人のため息ってネガティブですけど、そういうんじゃない。それがなかなかうまくやれなくて」と話す。また、10年以上前からバナナマンのファンだという内藤に対して、設楽は「一緒にアフレコしたわけではないけど、こうやってがっつりとお芝居でやり取りするのは初めてでうれしかったです。ルースターに認めてもらえることがうれしいっていう、マックスと自分が重なる部分もあって」としみじみ。そして「劇中ではマックスがルースターに認められた証をもらうんですが、現実の世界でも何か欲しいなと思っているんです。ください(笑)」とすかさずおねだりもしていた。

クリス・ルノーが監督を務めた「ペット2」は、7月26日に全国ロードショー。

(c)Universal Studios.