“苦しみ”と再び向き合う優しさと強さ描く、空晴「明日の遠まわり」
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空晴 第18回公演「明日の遠まわり」ビジュアル
空晴「明日の遠まわり」が、7月から9月にかけて東京、福岡、大阪、高知で上演される。
物語の舞台は、公園のそばの喫茶店。そこに集うさまざまな人たちの中には、15年前に離婚した夫婦の姿もあり……。それぞれの思いを抱えた夫婦の再会を通し、“1度味わった苦しみと向き合い、再び体験すること”を選択する人々の、優しさと強さが描かれる。
本作には、空晴メンバーのほか、ゲストとして酒井高陽、林英世、太田清伸が出演。上演に向けて作・演出の岡部尚子は、「避けては通れない、辛いとわかっていても選択しなければいけない出来事を『明日の遠まわり』と表現しました」「勘違いや思い込みを取り入れたいつもの空晴通り楽しく描け……るのかどうか、劇場でお確かめくださいませ」と観客にメッセージを送っている。
岡部尚子コメント
今回は初の試みがたくさんあります、家族は出てきますが、元であったり、なれなかった人たちであったり。
更に部屋や、家が舞台になることがほとんどでしたが、今回は飛び出して「公園」だったり「お店」であったり。
内容も少しほろ苦さが増して、避けては通れない、辛いとわかっていても選択しなければいけない出来事を「明日の遠まわり」と表現しました。
だからといって、空晴の大幅な路線変更ではなく
決して辛い思いだけにはならず、勘違いや思い込みを取り入れたいつもの空晴通り楽しく描け……るのかどうか、劇場でお確かめくださいませ。
そんな挑戦もたくさん含んだ劇団12年目のチャレンジです。
空晴 第18回公演「明日の遠まわり」
2019年7月31日(水)~8月4日(日)
東京都 駅前劇場
2019年8月24日(土)・25日(日)
福岡県 北九州芸術劇場 小劇場
2019年8月29日(木)~9月3日(火)
大阪府 HEP HALL
2019年9月14日(土)・15日(日)
高知県 高知市文化プラザかるぽーと 小ホール
作・演出・出演:岡部尚子
出演:上瀧昇一郎、小池裕之、古谷ちさ、駒野侃
ゲスト:酒井高陽、林英世、太田清伸