黒木華×野村周平『ビブリア古書堂の事件手帖』主題歌は原由子Voサザン新曲
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©2018「ビブリア古書堂の事件手帖」製作委員会
映画『ビブリア古書堂の事件手帖』の主題歌に、原由子が歌唱するサザンオールスターズの新曲“北鎌倉の思い出”が起用されることがわかった。
11月1日に公開される同作は、鎌倉にある古書店「ビブリア古書堂」の店主・篠川栞子と、店で働き始める本が読めない青年・五浦大輔が、客が持ち込む古書の謎や秘密を解き明かしていく様を描いた三上延の小説シリーズの実写映画版。大輔の亡き祖母の遺品から出てきた夏目漱石の『それから』と、太宰治『晩年』の希少本を巡る秘密から、大輔の人生を変えるある真実が明かされる、というあらすじだ。栞子役を黒木華、大輔役を野村周平が演じる。
“北鎌倉の思い出”は8月1日にリリースされるサザンオールスターズのベストアルバム『海のOh, Yeah!!』に収録。映画のために桑田佳祐が作詞、作曲を手掛けた新曲となる。サザンオールスターズ名義の楽曲で原がボーカルを担当した楽曲が映画主題歌になるのは今回が初。現時点で配信リリースは予定されていない。
楽曲制作前の桑田と原に本編映像に添えて手紙を渡したという三島有紀子監督は「その返事としていただいた楽曲には『100年経った今も君を守ってくれる姿なき人の思いよ』という詩が刻まれていました。人の“思い”というものは、その人が死んで消えた後にも、長い時を経て誰かに届き、人生に影響を与えていくものだろうと思うのです。映画の最後に流れるこの歌は、人間の記憶の中の深い“思い”を、微細にそして力強く引っ張り出してくれます。映画にとっても、自分にとっても、かけがえのない楽曲です」とコメント。
また黒木は「映画を観て(楽曲を)作ってくださったと聞いて感動しました。栞子さんと大輔の姿や、純文学の薫りのする歌詞を、原由子さんの鎌倉に吹いてくる風のような声で聞けて、本当に素敵です」、野村は「聴いているだけで心が休まる、そんな曲はなかなかないと思いますので、映画を観ていただき、最後にこの曲を聴いてまたビブリアの事を思い出してほしいです」とそれぞれコメントを寄せている。
黒木華のコメント
(桑田さんと原さんが)映画を観て(楽曲を)作ってくださったと聞いて感動しました。栞子さんと大輔の姿や、純文学の薫りのする歌詞を、原由子さんの鎌倉に吹いてくる風のような声で聞けて、本当に素敵です。早く皆さんにも聞いていただきたいです。
野村周平のコメント
「北鎌倉の思い出」はこの映画にぴったりな曲だと思います。聴いているだけで心が休まる、そんな曲はなかなかないと思いますので、映画を観ていただき、最後にこの曲を聴いてまたビブリアの事を思い出してほしいです。
三島有紀子監督のコメント
桑田さんと原さんに、みんなで作り上げた映像とお手紙をお渡ししました。その返事としていただいた楽曲には「100年経った今も君を守ってくれる姿なき人の思いよ」という詩が刻まれていました。人の“思い”というものは、その人が死んで消えた後にも、長い時を経て誰かに届き、人生に影響を与えていくものだろうと思うのです。映画の最後に流れるこの歌は、人間の記憶の中の深い“思い”を、微細にそして力強く引っ張り出してくれます。映画にとっても、自分にとっても、かけがえのない楽曲です。