戦闘機に焦点当てた「戦場の翼」開幕、松田岳「ゼロシリーズはBSPの土台」
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BSP(ブルーシャトルプロデュース)「戦場の翼」より。
BSP(ブルーシャトルプロデュース)「戦場の翼」が、昨日6月25日に東京・シアター代官山で開幕した。
2012年にスタートしたBSPの「ゼロ」シリーズは、零式艦上戦闘機と運命を共にした青年たちを描く物語。今回の「戦場の翼」は、昨年18年に上演された「零式艦上戦闘機」を軸に、戦闘機に焦点を当てながら、新たなエピソードを交えて制作された作品だ。本公演では、石田直也主演の「堀越二郎編」、山本誠大主演の「山口多聞編」、松田岳主演の「森岡寛編」が3幕構成で上演される。
松田は「ゼロ」シリーズについて「意味のあるシリーズ。BSP=ゼロというように、BSPの根っこ、土台になっているシリーズだと思います」とコメント。また田渕は本作の見どころについて、「皆様にイメージを伝えるために作っているフォーメーションを見ていただきたいです」と観客に呼びかけ、山本は「チームプレイです。波の表現をしているときはみんな穏やかな顔をしていますし、飛行機が沈んでいくシーンではみんなで感情をそろえています」、石田は「最後の玉音放送です。カウントを取りながらセリフを言うなど、たくさんの作業を同時にやるところは僕らにしかできないものだと思います」と注目ポイントを挙げた。
上演時間は約1時間40分。東京公演は6月29日まで。その後、7月5日から7日まで大阪・ナレッジシアターで大阪公演が行われる。
BSP(ブルーシャトルプロデュース)「戦場の翼」
2019年6月25日(火)~29日(土)
東京都 シアター代官山
2019年7月5日(金)~7日(日)
大阪府 ナレッジシアター
脚本・演出:大塚雅史
音楽:和田俊輔、的場英也、入交星士
振付:藤川美伊菜
出演:松田岳、田渕法明、山本誠大、石田直也 / 新正俊、黒田陽介、池之上頼嗣、山本健史、池田怜央、松田大輝、小川丈瑠