鵜山仁演出の文学座「女の一生」東京公演が10月から、新キャスト迎えて上演
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文学座「女の一生」2016年上演版より。
文学座「女の一生」東京公演が10月23日から28日まで東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで上演される。
森本薫作の「女の一生」は、杉村春子の代表作として知られる文学座の財産演目。1945年に久保田万太郎演出で初演され、その後は戌井市郎の演出で上演が重ねられた。2010年には江守徹演出版が誕生。14年から戌井演出を下敷きとした鵜山仁の新演出で上演され、16年より山本郁子が平淑恵から主人公の布引けい役を引き継いでいる。今年18年版には前東美菜子ら新キャストが参加する。
明治38年、天涯孤独の境涯にあった布引けいは、清国との貿易で一家を成した堤家に拾われる。けいは、やがて堤家の長男・伸太郎の妻となり……。東京公演のチケットは9月25日に発売。なお本作は東京公演ののち、11月から12月にかけて中国地方ほかでも上演される予定だ。
文学座「女の一生」
2018年10月23日(火)~28日(日)
東京都 紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
2018年11月~12月
中国地方 ほか
作:森本薫
補訂・演出:戌井市郎
演出補:鵜山仁
出演:赤司まり子、山本郁子、松山愛佳、前東美菜子、中原三桜里、松本祐華、石川武、大滝寛、今村俊一、鈴木弘秋、上川路啓志 / 上野璃子(交互出演)、福田真央(交互出演)