石原さとみは“大阪のおばちゃん”、福士蒼汰は現場で変身?ドラマ会見で撮影秘話
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「Heaven?~ご苦楽レストラン~」制作発表記者会見にて、左から段田安則、岸部一徳、福士蒼汰、石原さとみ、志尊淳、勝村政信。
連続ドラマ「Heaven?~ご苦楽レストラン~」の制作発表記者会見が本日7月1日に東京都内のスタジオで行われ、キャストの石原さとみ、福士蒼汰、志尊淳、勝村政信、段田安則、岸部一徳が出席した。
佐々木倫子のマンガをもとにした本作は「ロワン・ディシー<この世の果て>」という名のフレンチレストランを舞台に、風変わりなオーナー・黒須仮名子と、彼女に振り回される個性的な従業員たちの姿を描くコメディ。吉田恵里香が脚本を手がけ、木村ひさし、松木彩、村尾嘉昭が演出を担当する。
記者会見は終始和気あいあいとした雰囲気で進行。仮名子役の石原は、共演者たちとのフランクなやり取りに何度も破顔しながら「現場でもずっとしゃべっているんですけど、しゃべっていない時間も心地いいんです。肩の力を抜いて何も考えずに観れるし、悪い人が出てこない平和なドラマって実はあまりないんじゃないかと。『なんか観ちゃうんだよな』と言ってもらえるドラマになればと思って日々がんばっています」と報告した。
会見では“石原さとみの意外な面”として、「共演者に“大阪のおばちゃん”って呼ばれてます」と志尊が暴露する一幕も。「もう!」と口をとがらせる石原を横目に、勝村は「お若いのにいろいろ気を配ってくれるんです。本人はツッコミだと思ってるみたいですけど、ド天然。“飴ちゃん”を配ってくれることもあります」と現場での石原の振る舞いを明かす。福士から「おにぎりをみんなに配ってくれました」というエピソードが飛び出すと、石原は「配るつもりはなかったんですけど……」と困り顔。勝村が「僕、段田さんと楽屋が隣同士なんだけど、石原さんが『これ食べて元気になってください』っておにぎりを渡す声が筒抜けで。当然僕のところにも来ると思ったのに来なかった! その話をしたら次から全員に配ってくれて。体は元気になったけど心が元気にならないよ!」と真相を説明すると、石原は「段田さんと健康話をしていたので……」と申し訳なさそうに弁解していた。
年齢差の幅広いキャスト陣だが、岸部は「皆さん何が優しいかって、シャットアウトじゃない。志尊くんとは50歳近く違うし話も合わないのに、隙間を空けてスッと入れるようにしてくれる」と感謝する。志尊は「岸部さんともコミュニケーションを取りたいので。勝村さんや岸部さんが、言葉を選ばずに言うと……よく“ひと昔前”のお話をされていて(笑)。僕もその内容を理解したいなと思って、いろいろ調べたりしています」と共演者との交流について明かした。
記者会見では、福士がよく撮影現場で大声で歌っているという目撃情報も。さらに福士と志尊で「ポケットモンスター」のテーマ曲を熱唱していた話も共演者たちによって明かされた。司会者から「寡黙なイメージの福士さん」という言葉が飛び出すと、石原は「え、寡黙!?」と驚いた様子。福士は「世間では寡黙でクールでかっこいいイメージがあるんですよ(笑)」と言葉を盛って笑いを誘いつつ「実際はそんなことないぞって」と否定する。また自身が特撮出身であることから「よく現場で『変身して!』って言われるので変身してます。みんなも『変身したい』って言うので教えてあげたり。石原さんも何度か変身されてますよね」と打ち明けると、石原は「台本にあるんですよ。“お遊び”がたくさん盛り込まれていて、新しいセリフが毎日大量に増えていくんです」と話して視聴者の期待を高めた。
「Heaven?~ご苦楽レストラン~」は7月9日よりTBS系で放送。
火曜ドラマ「Heaven?~ご苦楽レストラン~」
TBS系 2019年7月9日(火)スタート 毎週火曜 22:00~22:57 ※初回は10分拡大