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SWANKY DANK、AIRFLIPやBACK LIFTと対バン 梅雨の不快感を吹き飛ばした自主企画水戸公演

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 3人組ポップパンクバンド・SWANKY DANKが6月21日、AIRFLIP、BACK LIFTをゲストアーティストに迎え、8カ月連続自主公演の第2弾ライブを茨城県の水戸LIGHT HOUSEにて行った。

 最初に登場したのは、大阪を拠点に活動するポップパンクバンドのAIRFLIP。ハイトーンボイスのボーカルと、耳馴染みの良いメロディが、集まったオーディエンスの耳とハートをしっかりとつかみ、イベントの始まりから盛り上がりを見せた。続いて、東海地方をベースにしているBACK LIFT。3ピースでメロディックパンクを基盤にし、その表現力には定評のある彼らの疾走感あふれるナンバーが、さらにフロアを熱くする。

 ラストはSWANKY DANKの登場。定番の登場BGMが鳴り止むと、割れんばかりの歓声とともに現れた彼らが1曲目に選んだのはメロディアスかつ重厚感のあるサウンドの「MADE A MESS」。ギターのKO-TAは水戸の出身で、会場のLIGHT HOUSEのステージには16歳から立っているという思い出の場所。集まったオーディエンスも茨城県の方が多く、地元出身者への温かい声援を飛ばす。

 2曲目はKOJI(Vo&Ba)とYUICHI(Vo&Gt)のツインボーカルをフィーチャーしたアップテンポの「Colors」へ。自然発生的にサークルピットをするオーディエンスも現れ、立て続けに「One Sided」へとつないでいく。ライブは中盤に差し掛かり、久しぶりに演奏したという「music」。徐々に観客のシンガロングのボリュームも上がっていき、これぞSWANKY DANKのポップパンクという「White Flag」では、オーディエンスがサビ部分を熱唱する場面もあり、フロアが一体感を増していく。

 嵐のようなサウンドの「Brainwashed」の後に来たのは、一瞬の静寂。その静寂からゆっくりとピアノとギターのイントロが流れ、一気に激しさを増していく「Amazing Dreams」へと続く。静と動を表現したその演出とメロディアスなサウンドに酔いしれたオーディエンスも目立った。

 「今日という日は今日しかないから、上げていこうぜ!」というKOJIの煽りから、オーディエンスがジャンプして盛り上がった「Party Rock」から「number」と骨太なサウンドを繋げ、ラストを飾った「misery」ではKOJIが「ライブハウスを、仲間を、パンクロックを愛してます」「来てくれたみんなを愛してます!」と語り、その想いを全てパフォーマンスで表現した。


 アンコールは、KO-TAとKOJIの茨城弁でのトークがフロアの爆笑を生み、「くじけたって何度でもやり直せる」というメッセージを込めた「Start Again」。そして、キラーチューン「Listen to the radio」で熱気あふれるライブは終了した。


 6月21日、水戸市の気温は22度、湿度が80%を越えるジメジメした気候の中、「MONSOON RUMBLE」(雨期がダラダラ続く)と名付けられたこのイベントは、そのイベント名とは裏腹に、梅雨の不快感を吹き飛ばす内容となった。自主企画ライブ「ROAD TO PLAYGROUND」残るは6公演。彼らの挑戦はまだまだ止まらない。

(文=編集部)

■イベント情報
『SWANKY DANK ROAD TO PLAYGROUND』(終了分は割愛)

「SWANKY DANK presents THREE PILLARS」
7月9日(火)
会場:新宿 LOFT

「REQUEST LIVE IN TOKYO」
8月9日(金)
会場:新代田 FEVER

「REQUEST LIVE IN KOBE」
9月21日(土)
会場:神戸 太陽と虎

「REQUEST LIVE IN NAGOYA」
10月20日(日)
会場:名古屋 APOLLO BASE

「SWANKY PLAYGROUND」
11月8日(金)
会場:渋谷 eggman

「SWANKY PLAYGROUND ONEMAN SHOW」
12月17日(火)
会場:渋谷 CLUB QUATTRO

SWANKY DANK公式サイト