D.パパイオアヌー「THE GREAT TAMER」が埼玉公演を経て京都へ
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ディミトリス・パパイオアヌー
6月の埼玉公演を経て、7月に京都公演を行う「THE GREAT TAMER」の演出家ディミトリス・パパイオアヌーの合同取材会が、昨日7月1日に京都にて行われた。
「THE GREAT TAMER」は、2017年5月にギリシャ・アテネで初演され、世界30都市以上で上演されているパフォーマンス作品。ギリシャ・アテネ生まれの演出家、振付家、美術家、パフォーマーのディミトリス・パパイオアヌーがビジュアル・演出を手がける。
6月30日まで行われた埼玉公演を振り返り、パパイオアヌーは「観客の方と共鳴できたことに感動しました。観客の方々は私たちの作品を自然に受け止め、まるで瞑想しているかのような心地よい時間として受け止めてくださったと思います」と手応えを述べる。さらに「この作品は世界のいろいろな国の共同プロダクションという形で上演してきましたが、日本のスタッフの方はプロフェッショナルだと思います。そういったさまざまな方の協力がなければ、この作品は成立できませんでした」とスタッフへ謝辞を述べた。
またパパイオアヌーが日本を訪れるのは今回が初めてだが、「もともと日本の映画や文学に興味がありましたし、(田中泯の舞踏ワークショップを受けるなど)舞踏にもつながりがありましたので、日本、そして京都に来ることができて非常に感動しています」と笑顔を見せた。
「THE GREAT TAMER」の上演時間は約1時間35分。公演は7月5・6日に京都・ロームシアター京都 サウスホールにて行われる。
ディミトリス・パパイオアヌー「THE GREAT TAMER」
2019年6月28日(金)~30日(日)※公演終了
埼玉県 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
2019年7月5日(金)・6日(土)
京都府 ロームシアター京都 サウスホール
ビジュアル・演出:ディミトリス・パパイオアヌー