木村拓哉、森山直太朗を相手に“モテ仕草”発動? カラオケ妄想トークに花咲かせたラジオを聞いて
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「自分がマイクを持って歌うってことでしょう? ……盛り上がり系で、なおかつ“あ、コレ歌うんだ“ってところで言ったら、卑怯ですけど“あ、本物だ!“ってところですよね。やっぱ1曲目で間違いなくて、しかも“ズルい!“ってとこでは『SHAKE』かな? アハハハ(笑)!」
(参考:木村拓哉と桐谷健太のトークから感じた“生きていくヒント” 何事も有言実行の二人の共通点とは?)
とは、木村拓哉が「カラオケで1曲目に何を歌うか」という質問の答え。豪快な笑い声と共に流れる「SHAKE」のイントロが聞こえてくるだけで、“あ、本物だ“と胸が高鳴ってしまった。木村が久しぶりにラジオ『木村拓哉 Flow supported by GYAO!』(TOKYO FM)でSMAPの楽曲をかけた。実に楽しそうに紹介する口調も、また多くのリスナーの胸を熱くしたのではないだろうか。
1995年から約23年半続いた木村のラジオ番組『木村拓哉のWhat’s UP SMAP!』(TOKYO FM)が終わって、もうすぐ1年。昨年夏に『木村拓哉 Flow supported by GYAO!』とタイトルも曜日も時間帯も新たに再出発したものの、マンスリーゲストとの対談がメインになったこと、そしてWeb動画『木村さ~~ん!』の配信がスタートしたことなど、変化が大きかった分、木村自身もそしてリスナーも手探りな場面が少なくなかった。
だが、そのペースもようやくつかめた様子。6月のマンスリーゲスト、森山直太朗とは深夜枠だったころの木村を彷彿とさせるようなボーイズトークで大いに盛り上がった。「例えば、6人で集まって、カラオケボックスとか行って……」と森山から妄想シチュエーションが発表されると、どうしたら女の子にアプローチできるかを真剣に考え出すふたり。
森山が「そこで歌ったり、変な選曲とか、お酒頼んで口説くとか絶対しない! 僕は誰か見てくれてたらいいの。変なマラカスの振り方して、自分が楽しいことただやってて、“さっきよかったよ~“。”え、見てた?“みたいな」と話すと、木村から「目的の人には?」と冷静なツッコミが入る。
そう、大事なのは目的の相手にモテること。森山の手法は見つけてもらうのを待っている状況だと、木村は指摘したのだ。「ターゲット絞るってことですもんね……難しい! 俺、引き出しの中に全く答えがない! 俺、バレたくないもん! “こいつ、狙ってんな“って!」と悶絶する森山に対して、木村は「その人を知る必要があるでしょ。服とか、髪型とか、爪とか……」と、“さすがキャプテン!“な視点を披露。
さらに、飲み物を他の人にもサーブしながら「その意中の人に対しては、“どうぞ、ハイ“って言って」と、何やら森山を相手にモテ仕草を発動させた模様。「おっほほ~! みんな見た? すごい~、今! そっかそっか、君だけはスペシャルだぞってなんか、ギュって」と興奮する森山に「(見た? って)ラジオだよ(笑)」とツッコミを入れながら、一緒に笑ってしまう木村。そんな40代男性ふたりとは思えないほど、ピュアなトークに頬が緩んだ。
6月が終わり、ラジオでの対談は終わってしまったが、Web動画『木村さ~~ん!』では、引き続き森山の姿が。森山の行きつけのお店でモリモリとカレーそばや生姜焼き定食を平らげる#47、東北沢に1人暮らしをして定時高校に通っていた木村の通学路も披露された#48と、ふたりの思い出の地を巡る代々木上原エリアの街ブラロケ。そしていよいよ次回7月7日配信回では、さらにふたりにとって縁深い代々木八幡エリアへ。「もっと恥ずかしくなるじゃん」と渋い顔の木村と、「でも恥ずかしいのキライじゃないんで!」と笑う森山。タイプが違うからこそ、ウマの合うふたりの40代男子の仲睦まじい姿を眺められるのがうれしい。
そして、ラジオではコピーライターの糸井重里が7月のマンスリーゲストとして登場。どうやらこちらも「釣り」という共通の趣味で話が盛り上がりそうだ。ラジオだからこそ垣間見える、木村のヤンチャな一面をこれからも楽しみにしている。(佐藤結衣)