「アマンダと僕」監督の前作「サマーフィーリング」アヌシー湖畔捉えた映像到着
映画
ニュース

「サマーフィーリング」
7月6日に封切られる「サマーフィーリング」より、本編映像の一部がYouTubeで解禁された。
現在日本でも「アマンダと僕」が公開中のミカエル・アースが2015年に発表した本作。恋人サシャを亡くしたロレンスとサシャの妹ゾエが、ベルリン、パリ、ニューヨークで過ごす3度の夏を通して少しずつ人生の光を取り戻していくさまが描かれる。「7月22日」のアンデルシュ・ダニエルセン・リーがロレンス、「女の一生」のジュディット・シュムラがゾエを演じた。
映像はフランスの避暑地アヌシー湖の湖畔で家族とバカンスを過ごすゾエの姿を捉えたもの。湖で泳ぐ人々、芝生に寝転がる観光客、湖上を飛ぶパラグライダーの群れ、まばゆい夏の陽光に包まれる美しい風景が16mmフィルムで切り取られていく。アースの「明るい光が射す夏こそ、空虚さが際立ち、激しい喪失感を感じる季節だ」という言葉の通り、姉の不在が際立つ悲しみに満ちたシーンとなっている。
「サマーフィーリング」は、東京のシアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー。
(c)Nord-Ouest Films - Arte France Cinema - Katuh Studio - Rhone-Alpes Cinema