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山下智久や新垣結衣が「今だから伝えたいこと」明かす、「コード・ブルー」初日

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「劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」初日舞台挨拶の様子。左から比嘉愛未、新垣結衣、山下智久、戸田恵梨香、浅利陽介。

本日7月27日、「劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」の初日舞台挨拶が東京のTOHOシネマズ 日比谷にて開催。キャストの山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介、有岡大貴(Hey! Say! JUMP)、成田凌、新木優子、馬場ふみか、安藤政信、監督を務めた西浦正記が登壇した。

本作は2008年7月にスタートした医療ドラマ「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」の劇場版。ドクターヘリに乗り込むフライトドクターたちの活躍と葛藤が描かれる。7月21日と22日の2日間、全国4都市で行われたファンミーティングに新垣、戸田、比嘉、浅利とともに参加した感想を問われた山下は「行く先々でたくさんの人たちが迎えてくださって、温かい気持ちになりましたし、楽しかったです。ずっと5人で2日間旅行気分でいい時間を過ごさせていただきました」と笑顔を見せた。新垣は「お客さんと意見交換ができて新鮮でしたし、みんなと名古屋でおいしいものを食べて語らうこともできて、充実した2日間でした」と回想する。

ドラマの放送開始から10年の節目を迎える本シリーズにちなみ、登壇者は「今だから伝えたいこと」をフリップに書いて用意していた。トップバッターを務めた西浦がフリップをめくると、キャスト陣が「あー!」と歓声を上げる。フリップには、西浦がキャストの演技にOKを出す際に口にする「カットチェック!」という言葉が。山下がこの言葉について「カットをかけたあとに『チェック』と言われると、よかったよという意味なんです。10年間、撮影の間中勇気づけられてきたこの言葉にすべてが集約されていますね」と感慨をにじませた。続けて新垣が「言い方の感じで評価がわかるよね……」と語り、浅利も「カットのあとにちょっと間を置いて言うときもあるよね。あれドキドキする」と述べる。西浦は「心労をおかけしましたね」と苦笑し「総合的にその画がOKであるというときに、チェックという言葉を言うことが大事で。僕的には今、キャスト、スタッフに『カットチェック』と言いたい気持ちです」とメッセージの真意を明かす。

有岡はクランクアップの日に山下からベンチコートをもらったことを明かし、山下に向けて「ベンチコートありがとうございました」と書いていた。有岡は「事務所の後輩ということで僕だけにくれたのかなと勝手に思っていて。でもスピンオフドラマの撮影のときに馬場ちゃんも着てて、山下くんにとって特別な存在なんだなとうぬぼれていた自分が恥ずかしくなった」と振り返る。成田もコートをもらっており「僕も自分だけにもらったと思っていて、秘密にしてた」と明かす。結果的に、新木も含めフェローの4人全員がコートをもらっていたことが判明。MCから「有岡さんへの特別な気持ちはなかったんですか?」と問われた山下は、「ありますよ。全員大好きです!」と苦笑交じりに語った。

新垣、戸田、比嘉は偶然にもスタッフやキャスト、これまで関わったすべての人に対する感謝のメッセージを書いていた。戸田は「本当にみんなに支えてもらったので、感謝しかありません。10年分のありがとうを伝えたいです」と述べる。山下は「泣かせちゃうことになるかもしれないけど」と前置きし、「次は何食べる?」と書かれたフリップを見せた。山下は「10年間のありがとうという気持ちはもちろんあるけど、これからもずっと一緒に人生の節目節目で関わっていく人たちだと思うので。僕らの関係がまだまだ続いていくようにという思いを込めて、このメッセージを送らせていただきました」と意図を明かす。比嘉は「ちょっとうるっときちゃった」と語り、浅利は「いいね! 次誰が食べる物決める?」と笑顔を見せた。

最後に山下は「10年間皆さんが育ててくれた『コード・ブルー』なので、これからも皆さんの心の中で生き続けてくれたらうれしいです。応援ありがとうございました」と観客に語りかけ、イベントを締めくくった。

(c)2018「劇場版コード・ブルー –ドクターヘリ緊急救命-」製作委員会